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終節  「新たな仲間」


クラークらが何故この城に来たのかを王に説明する・・・
その間に下の階で聖ヴァルハラ騎士団の雑兵との戦闘が終わった3人が合流する・・
「クラーク!これってどういうこと!?」
なんでかファラと戦うはずなのクラークが王さんに説明しているので
わかんない顔をするセシル。
他のメンバーもそろってご登場
「おおっ、セシル。全部終わったよ。今王さんに説明していたところだ。
だいたいわかったか?王さん?」
一国の王に対してあくまでふっつぅぅぅぅぅぅにしゃべるクラーク・・っうか彼が遠慮する相手は
そうそういない・・
「むぅ、わかった。君達はこの国を救ったと言うことだな?」
「大げさだ・・、私達は自分の用を果たしにきただけだ・・」
ロカルノが間に入って応える・・
「まぁどっちでもいいよ。そういや、あいつらって王さん襲って何しようとしていたんだ?」
「要求・・っというより脅迫だな。貴族社会の解体を訴えてきたよ」
真面目な顔をするカーディナル王
「・・そう、目指すものは正しかった・・のね」
「ですが、手段を選ばない彼女らのやり方は所詮、邪道です。理想を急ぎすぎて
道を誤った・・っというところでしょう」
クローディアが悟ったように呟く・・。
「・・・まぁ、これも良い経験だ。あんな連中が再び現れないよう、国民の生活を
考えなければな・・」
「・・まっ、がんばって。私には関係なさそうだけど・・」
手をヒラヒラして無関心なセシル・・、たしかのこの女に国民の生活なんか関係ないだろうが・・
「・・君は・・、以前この国の騎士団に所属していたセシル=ローズではないかね?」
「え゛!!・・・そうだけど・・。なんで知っているのよ?」
「この国で『金獅子』セシルを知らないものはいない。悪魔の呪いにあい、
騎士団を離れたそうだが・・・。大丈夫なのかね?」
「・・まっ、この変態仮面のおかげでなんとかなったわよ・・。」
相方の頭をポンポン叩くセシル
「そうか・・、よかったらどうだね?再びここの騎士団に入らないか?
君になら団長として迎え入れよう」
「・・・・どうするんだ、セシル・・?」
ロカルノが静かにセシルに聞く
「・・・残念。良い話だけれども私には仲間がいる。それを捨てて団長になんかなれないわ」
「・・そうか。残念だが諦めよう」

「さてっ、話も収まったようだし、そろそろお暇しようかね。俺達いなくても大丈夫だよな?」
「・・ああっ、後は兵達で後かたずけをさせよう。また後日、使いをよこして礼をさせてもらう」
「いいって、そんなつもりでやったんじゃないんだし」
「いやっ、是非とも受けとってもらいたい。そうでなければ王としての顔が立たん!」
ドォォォン!っと貫禄を見せる王、面子が気になるようだ
「・・わかったよ。あんたにまかせる。さあ、みんな。帰ろうぜ・・」
そっとキルケの手を握り王の間に出ていく。
セシル。クローディアもさっさと引き上げていった・・・
「・・・ふっ、知らない間に進んだようだな。ではっ、カーディナル王。これにて失礼する」
「ああっ、ご苦労だったな。ローディス王子」
「・・!!知っていたのか?」
「これでもダンケルク王家とは親交があってね。仮面をしてようが一目で国を捨てた
ローディスだとわかったよ」
「・・王も人が悪い・・」
「・・まっ、お互い様だ。早く行くといい。他の連中はもう行ったようだ」
「わかった。失敬・・」
城を救った一行は静かに出ていき王が一人玉座に座る
「・・頼もしくも自由な連中だ・・。羨ましいよ・・」




城を出て中央通りを歩く一行。
城の周囲は何があったのかと国民が詰め寄っている
「あんたたち、仲が進んだのはいいけど露骨にいちゃつかないでよ」
城からずっと手を握る二人を茶化す
「いいだろ?今まで待たせたんだから。なあキルケ?」
「・・・・・(赤面)」
キルケは嬉しいのか恥ずかしいのかずっとその手を握り締めている
「・・あ〜、あっついあっつい!!」
「・・・っといいつつ腕を組むな。セシル」
何気にロカルノに腕を組もうとするセシルを一閃・・・・
そのまま通りを進むが一人の男が待っていたかのように立っていた・・
「シグマ!来ていたのか?」
「・・・ええ」
相変わらずの無表情で応える・・
「安心しろ、全部終わったよ。お前の力を借りるまでもなかった」
「・・・わかりました・・」
「心配するな、全て順調に行ったそうだ」
ロカルノが声をかける
「・・!・・・世話をかけたな」
「まっ、いいさ・・」
「?どうしたんだ?」
何もわからないクラーク・・・、全ては水面下の出来事・・
「いえっ、ではっ、これにて。また会いに行きます・・」
「あ・・ああ」
クラークに一礼してさらにクローディアにも一礼するシグマ
クローディアも無言で礼を返した・・・・

やがて巨漢の戦士は無言のまま去っていった・・

・・・・・・・・・
「そういえばクローディアはもう依頼は終わったのだろう?どうするんだ?旅立つなら
少しは手伝いはするが・・」
「・・なんでクローディアには優しいのよ、ロカルノ・・・・・。」
恐い顔のセシルさん・・、意外に嫉妬深いか・・?
「それですが、よろしければ兄上のもとで厄介にならせてもらってもよろしいでしょうか?」
「・・俺のところで・・?それはいいけど、修行の旅の途中じゃないのか?」
「兄上とともにいるのも十分修行になります」
「じゃあいいんじゃないですか?クローディアさんみたいな人がいると心強いですし♪」
新しい仲間に喜ぶキルケ
「私も異論はない。切れ者が多ければ多いほど事がうまくいくからな」
ロカルノはいつものようにポーカーフェイス・・
「・・私もいいけど・・、ロカルノ、キャラ被らない?」
「さあな」
お馬鹿なセシルにロカルノ相手せず・・・
「異論もないようだからそういうことで、よろしく頼むよ。クローディア」
「・・こちらこそ、厄介になります」
静かに握手する二人・・


「ようし!そうと決まれば新しい仲間を祝してパーっと飲みましょう!!」
「そうですね、せっかく王都にきたんですから♪」
「全く・・、ほどほどにしておけよ」
「まっ、いいんじゃないか?それじゃあ酒場に行こうぜ!!」
仲間と共に酒場に向かうクラーク・・
大切な者を救った彼はいつもの能天気さが戻っていた・・


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