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第7節 クラーク編 「猿芝居」


「商品保管庫」等とふざけた名前の部屋にキルケを置いてきて
俺は犯人グループのボスの後をついてきている。
しかしあの部屋、裸の女の子がたくさんいたけどキルケ大丈夫かな?
ちょいと刺激がきついような気も・・・
・・まぁ、なんとかなるか。
深いことは考えないということで・・
「それで、ブリューゲル。俺が必要と言うことはなにかでかいことでもやらかす気なのかい?」
「へっ、さすがに鋭いじゃねぇか。
実はな、富豪の娘を襲おうと思っているんだ?」
「へぇ、大胆だな。どこの娘を狙うんだ?」
「この近くにダンケルクって国があるのは知っているか?」
「・・・いや、俺はここら辺の人間じゃないんでね」
「・・そうか、ここから少し離れたとこにダンケルクって国があるんだ。
俺達はいつもそこで「仕事」をしている訳さ」
「なるほど。でっ、お目当ての富豪の娘とやらは?」
「ああっ、リンディスって高飛車な女ぁだ。
こいつの家は国の中でもかなり警備に力を入れていてな。
ちっと厄介なんだがそれだけの価値はありそうなんだ」
あの女をさらうってのか?趣味の悪いボスさんだな〜、っうか買い手いるのか?
「警備が厳しいんじゃ何もその娘に執着する必要もないんじゃないか?」
「まぁ聞け。俺が調べた結果ではその娘はどうやら国王と婚約しているらしいんだ。
うまくいけば王も強請れるってわけさ」
・・・情報収集だけは一丁前ってか?しかし大胆だな〜
「へへっ、驚いて声もでねぇって感じだな?」
「まっ、そんなとこだ」
正確には呆れて・・だけど
「安心しな、計画は完璧だ。必ず成功するさ。不安だった人材もお前がいれば安心だ」
・・・残念、俺がいるから「必ず失敗」することになるんだよ・・
「それでいつ行動を起こすのだ?」
「早い方がいい、ぐずぐずしているとリンディスが王のとこに嫁いじまうからな、
そうなりゃ手もだせねぇ。・・・明日の明け方頃その家に押し込む、いいな?」
「ああっ、かまわない」
「へへへっ、頼りにしてるぜ」
もう成功した気になっている・・、幸せな奴だ。さて、キルケは大丈夫か・・な?



その夜・・
ボスのブリューゲルが手下に今回の作戦を説明し、各自装備の手入れをしている
「ボス!前祝いに酒を飲んでもいいっすか!?」
「ああっ、かまわん。ほどほどにしろよ?」
やれやれ、すっかり勝ち誇っているって感じだな・・
「いや、酒は飲まない方がいいな」
「?、どうしてだ?ラーク?」
「どうしてって?飲んだら機敏に動けないだろ?だからさ」
「へっ?まだ時間があるぜ?」
「いや、今だ」
「???、どういうことだ?」
ブリューゲルも困惑の表情、

・・・・・そろそろ行きますか・・・・・

「お前達は捕まったらどうせ処刑される身だ。だからここで冥土に行ってもらおうと思って、な」
「・・・・・てめぇ、何者だ・・?」
「ダンケルク国第一王子ローディスの友、クラークってもんだよ」
瞬間理解できないのか動かなくなる犯人さん一同、しかし
「「貴様っ!」」
下っ端どもがいっせいに襲いかかる、だがうかつだな。
「ごわっ!」
「あべし!!」
下っ端の攻撃を飛んでかわし、お礼に愛刀「紫電」で首筋をはねた・・
まだまだ襲ってくるが、とりあえずブリューゲルを仕留めるのが先決だな
「「うわっ!」」「ひぃ・・・」
ブリューゲルをかばう下っ端を切り払う・・、これって弱いものいじめ?
「・・・ば、化け物め!!」
俺の惨劇を見たのか青い顔のブリューゲル
「化け物ぉ?俺は女を売るような外道なことはしないぜ。
むしろお前さんらが人の皮を被った化け物だろう?」
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「やれやれ、見え見えなんだよ!」
がむしゃらに斬りかかるブリューゲルに引導を渡してやる。
声ともならない声で床に転がり動かなくなった。
ふぅ、これだから人を斬るのは嫌なんだよ・・
後は雑魚どもの片付けだな、おっと、出番がなくなる前にあいつも呼ばないと・・

ピーーーーー!!

口笛で合図をした。その刹那・・
ガッシャァァァァァン!!!!!
「おらおらおら!あんたら!地獄に行く覚悟はいいわねぇぇぇ!!」
セシルが扉を蹴破り手当たり次第斬りはじめる・・、っうか入ってくるの早すぎ・・・
よっぽど待ち遠しかったんだな・・・これは俺の出番はもうないな・・・


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