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終話  「イッツ ア 三角関係」


アルマティからの転送にて飛ばされた俺達〜!
次に目を開ければ、ななななんと!ルザリアの正門前だった
フィートの言ったことは本当だったぜ
「いや〜!疲れた!」
「でもルザリアも久々だね!フィート君!」
「そうだね。じゃあ家まで送るよ♪」
ラブラブですな・・さしずめ新婚旅行から帰ってきた夫婦ですか?
「うん、でも今日は朝までフィート君といたい・・な」
「もちろん・・いつまでも一緒にいてあげるよ♪」
・・・・おい!
「俺の存在忘れていちゃつくなや!」
「あっ、先輩・・いたんですか?」
「クロムウェルさん、野暮ですよ〜・・」
ガァン!
・・お・・・俺って・・鼻つまみものだったのか!
「まぁそんなわけで僕達は二人の時間に入りますね〜」
腕を組みながら歩いていくフィート&エネ・・、い・・忌々しい!
いいさ!俺にはタイムがいるんだからな!!
覚えていろよぉぉぉぉぉぉ!!

・・・・・

「おかえりなさい・・クロ」
団長室で嬉しそうに笑うタイム・・やっぱええわぁ
「タイムーー!会いたかったぜぇぇ!」
「ク・・クロ!どうしたのよ・・?」
「フィートとエネがラブラブを見せつけるんだよぉ!ったく目の前で忌々しいったらありゃしない!
・・ってわけで・・・いただきます!!」

コン!

「・・一人だけ興奮しない。」
・・こ・・この額にめり込むヒールの感覚・・俺ってルザリアに帰ってきたんだな・・
「す・・すまねぇ。俺も久々にお前を見たから興奮してな」
「・・変態・・」
なんだかんだ言って嬉しそう・・
「でも今回は珍しく目の下にクマができていないな。・・仕事も手についているし・・」
「クロがアルマティに行っている間にちょっとしたニュースがあったから」
そう言いながら机から書類を取り出し俺に見せた
「・・何々?ルザリア騎士団長タイム=ザン=ピョートル殿。
貴殿の功績が我らがカーディナル王に認められその力を評価してくださった。
それにともない貴殿に称号を与える。
詳しい日時は追って知らせるのでそのつもりで・・」
・・称号!?
「おいおいおい!さらに出世か!?」
「出世というわけじゃないけれども・・大変名誉な事よ?」
まぁ王直々らしいからなぁ・・
「へぇ、やったな!これでブレイブハーツの仲間入りか?」
タイムならばあの連中を顎で使えるだろうし・・
「ブレイブハーツ参入についてはオサリバン総団長から話はきているけれどももう断ったわ」
「ええっ!?そっちの方がすごいんじゃないのか!?」
「確かにすごいけれども・・ブレイブハーツになったらルザリアを離れて
別の都市で勤務しなきゃいけないの・・それに王都に交代で勤務することになるから・・」
・・へぇ、結構面倒な職なんだな。
「なるほど、お前ルザリアに執着しているものな」
「うん・・それに、クロと離れたくないから・・」
嬉しいこと言っちゃって♪
「そ・・それじゃあ称号もらうだけで十分だな♪
・・じゃあタイムの顔も見れたし俺は一旦家に帰って寝るわ。
まだ昼間だからな・・夜になったらまた来る」
「え・・でも・・何時になるか・・」
「それまで待つよ。終ったら・・食事にでも行こうぜ?」
「・・うん♪」
・・ああ・・幸せだ。これこそが順風満帆な暮らしってもんだぜ・・


・・・・・
・・・・・
・・・・・

一ヵ月後
ルザリアの生活に戻ってしばらくして、
休んでいた分騎士団への協力をしていたからあっと言う間だ。
しかし訓練は俺が担当してヘナチョコ騎士達に体術教えていたんだけれども魔法関係は弱い
・・イリアがまた来てくれたらいいんだけれども、あいつも色々大変みたいだからな
そんな中オサリバンの紹介にて優秀な術師がルザリア騎士団に着任することになったそうだ
「それで、今日来るのか?その魔術師さん」
一応俺も関係があるということで団長室にて待機、まぁソファでゴロゴロしているんだけれども
「ええっ、何でもここに来ることを強く希望したようね」
「へぇ〜、指名できるほど優秀なのか。頼りになりそうだな」
「何でもアルマティで法王の称号を取れるほどの実力を持つらしいの。
だから評価は高かったらしいわ」
・・なんですと?
「・・アルマティで法王ばりの魔術師・・?おい・・それって・・」

コンコン・・

「開いている、入りたまえ」
おっと、途端に団長モードに入るタイム・・
「失礼します。」
入ってきたのは・・予想通り・・。オレンジの髪をした黒魔女アンジェリカさん・・
「やっぱり!!」
「クロムウェル、新任してきた人に対してその態度は失礼だ」
・・タイムさん、こいつがフィートに手紙を出したのですよ?
「気にしていません。オサリバン総団長からの紹介にて今日より厄介になります」
「よろしく頼む。・・だが、この騎士団に入りたいと聞いているのだが・・
ここを選んだ理由は何なのかな?」
「理由・・ですか・・」
悪戯っぽく笑い俺に近づくアンジェリカ・・
「気になる男性がいたから・・ですかね・・」
「お・・おい・・ん!?」
俺に抱きつき唇を合わせるアンジェリカさん・・
「・・・・・・」

パキ

タイム、無言のまま羽ペンを折っちゃってる。・・怖いよ・・
「ア・・アンジェリカ!そんな冗談を言いにわざわざルザリアまで来たのかよ!?」
「違うわ、気になったのは当然よ。貴方のおかげで長年苦しんだ病気も治ったんだし・・
それに、貴方の彼女・・フィート君に聞いたらかなりの乱暴者だそうじゃない?
私にもチャンスはあるでしょう・・?」
あ・・悪女だ・・。本人、目の前にして・・
やばい、部屋の空気が凍てついているよ・・
「・・そ・・そんな理由で・・騎士団に・・入ったのか・・?」
強張っているタイム・・団長業務を保っているが・・崩壊寸前・・
「いえっ、それはあくまできっかけです。
仕事はきちんとこなしますので・・ではっ、本日はこれで」
そう言いながらアンジェリカ退場・・・、着任っていうよりかは宣戦布告じゃねぇか!
「・・クロ・・・」
「は・・はい!!!」
「彼女は・・・貴方の何なの?」
静かな声のタイム・・ただ押し込められた怒気がしっかりと俺に伝わってくれています
「ひ・・一月前にアルマティに行っただろ?そこで会ったフィートの同期だよ。
厄介な病気で苦しんでいたから俺が助けた・・ってところだ」
「・・そう・・」
「あのな!別に浮気とかじゃないぜ!ヤましいことは何もしていない!
それはエネのチェックシートにも書いてあっただろ!?」
「・・わかったわ・・」
「そ・・そうか。あいつは優秀だから十分に役立ってくれるぜ?」

「うん・・でも・・・・・・・・・社会的に抹殺するわ」

タイムさぁぁぁぁぁぁぁん!!

「落ち着けぇ!タイム!お前がそんな事をしたら犯罪だ!もうすぐ称号授与式だろ!?」
「だって!クロを狙っているんでしょ!・・邪魔なら・・消えてもらうしか・・」
お・・女って怖い!
「安心しろ!俺はお前一筋だよ!」
「・・(ジー)」
何で睨むの?
「おい・・タイム・・?」
「だったら・・証明して?」
「証明って・・・ここでか?」
「いつもここでやっているじゃない・・」
「そうだけれども・・いつも嫌がっているじゃないか。お前・・」・・
まぁ始まったら意外にノリノリだけれども
「・・あんな女にクロを取られたくないの・・」
「わかったよ。でもタイム一筋なのは本気だぜ?疑ってくれるなよ」
そう言いながら部屋の鍵をかけタイムをソファに押し倒す
その途端に俺の唇を指で拭いてからキスをするタイム
うわぁ、俺の知らないタイムがいる
・・なんか、これって女難ってやつ?モてる男の辛さが少しわかったけれども・・
大変な事になりそうだぜ・・


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