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第4話  「闘技大会開幕!!」



それから俺達は手ごろな宿を見つけて宿泊の手続きをとった・・
海に近い『臨海亭』という店だ。一階は酒場になっており
ちょうどいいのでみんなでお食事ということになった・・
「でっ、その闘技大会ってやつに出るわけか・・」
チキンを食べながらスクイード、大して興味なさそうだ・・
っうか俺の浮気の監視が目的だもんな〜
「まぁな。お前等は別にかまわないぜ、このまま観光続けてくれ」
この街は広い。他にも見所を探そうと思えば探せるしな
「いやっ、面白そうだ。私も参加させてくれ」
おうっ、シトゥラが参加・・?
「おいおい・・、無理に付き合わなくていいんだぞ?」
「何っ、これも経験だ。下界に来て手合わせしたのはクロムウェルとスクイード、後は騎士団くらいだからな」
「つまり、スクイードの相手ではもの足りない・・っと?」
「変態・・、貴様・・」
「まぁ、そうとも言うな」
「シトゥラ・・」
スクイード撃沈!シトゥラってストレートだからな・・・・・、
がんばれスクイード・・
「じゃあお前も出てシトゥラを見返すか・・?」
「・・ああっ、そうする・・」
「じゃあここにいる面々は全員参加ですね?」
フィートもやる気満々だ・・
「まぁそうなるな。奴さん相手なら全力でいいが身内同士は訓練程度ってころでいいか・・」
「いいやっ!この際僕は誰が相手でも全力で行かせてもらう!」
チキンの骨をしゃぶりながら勇ましく叫ぶスクイード君・・
「ほう、俺やシトゥラ、さらにはフィート・・。カチュアもかなり使うぞ?
スクイードたっての願いなら俺達も全力で行くが・・?」
「・・まぁ、ほどほどに全力で・・」
「でも。相手からの返事が来ないわね・・。何をもたもたやっているのかしら?」
「まっ、いつかは来るわな・・、ここに泊まっている事はベイトに伝えているし・・。先に部屋割りでも決めるか?」
「そうですね。僕はカチュアさん以外なら・・」
「何も感染しないわよ!!」
まぁ感染するにせよしないにせよ危険だという事は直感でわかるみたい・・
「まぁまぁ、スクイードとシトゥラは同室でいいよな?」
「なんでだ?」
・・ちっちっち、甘いな、スクイード君
「・・開放的な旅先、いつもは家主と居候という関係に縛られているが
今はそれがない。枷が外れた二人は情熱的に結ばれる!!!・・
ってことで・・」
「別に旅先でなくともスクイードには私の性処理の手伝いを・・」
「わーーー!!!いいっ!言わなくていいんだシトゥラ!!」
うむぅ・・、予想以上に進んでいたのかこの二人・・。っうかそんなの普通にしゃべるなよ・・・・
「まっ、まぁともかくお前等仲良くネンネしな」
「お兄さんはシトゥラさんとは寝ないの?なんかすぐにでも襲いかかりそうな感じだけど・・」
「先輩は大事な人がいるんですよ♪まぁシトゥラさん自身も先輩の浮気の監視なんだし・・」
「なるほど〜、おにいさんに好かれた人って・・、さぞかし苦労しているんだろうな〜」
・・・黙って聞いてりゃこいつら・・・・
「違うぞカチュア君!タイムさんはこんな変態になんか惚れているわけない!大方無理やり手篭めしたに違いない!」
「・・なんか信憑性高いわね・・」
おい!
「違う!!断じて違う!俺とタイムはそんなんじゃない!」
まぁ酔った勢いってやつはあったかもしんないけど・・

ギィィィ・・

何だかんだ言っているうちに店の扉が開く音が耳に入った・・
まぁ営業中なので客の出入りしているから何度かその音は聞こえるのだが今回のは
注意が引かれる・・、まぁ直感なんだが・・。
「?、どうしたんです?先輩」
「今入ってきた客・・、あれか」
目をやるとウェーブのかかった金髪の男と坊ちゃんカットなひ弱君・・
「げっ、あいつは・・」
カチュアが拒絶反応・・ってことはビンゴ・・か
「やあカチュアちゃん、ここにいたんだね」
俺達に寄ってきていきなり馴れ馴れしく話しかける・・
「そうよ、でっ、返答は?」
「つれないな〜、こんなゴミ溜めのような所じゃなくてもパパにいえばうちに泊まらせてくれるのに・・」
「さっさと答え言えよ、バカ」
カチュアに代わり俺が答える・・っうかこんなボンボンって俺は苦手だ・・
「なんだっ?庶民のくせして僕に口出しするのか?」
「俺はカチュアの兄だ。下らん話は早々にしてくれないか、なんならここで話つけてもいいくらいだぜ?」
指をゴキゴキ鳴らしながら脅してみる・・、まぁ半分本気・・
「うっ・・、わかった。君の要求は受けた。パパにお願いして最強の戦士を用意したから結果は
同じだろうけどね!」
パパ、パパうるせ〜奴・・
「わかった。じゃあその戦士とやらがトーナメントで俺を倒したなら大人しく従うということだ。
・・その代わり、俺が勝ったら潔く諦めろよ?」
「もちろん!こちらもパパにお願いして闘技大会本部に特別にトーナメントを組んでもらった。
もうすでに手続きも済ましてある!明日にも勝負できるぞ!どうだ!僕のパパは凄いだろ!?」
「・・・・了解した、必要な手続きはまた後ほどだな・・、」
「ふんっ!余裕面しても無駄だ。カチュアちゃん、早く結ばれようね♪」
そういうとボンボン達は高笑いで去っていった。・・あっ、店の店長が塩まいている
・・・・・・・・
「・・あれがカチュアさんの許婚ですか・・」
「家出するのもわかるな・・」
「・・・でしょ?」
「まぁ・・、あの子供はともかく金髪の男はなかなかできるな」
シトゥラも気付いたか。一言も話してなかったが気配で並ではないことがわかる・・
まっ、なんとかなるか・・な

その日は早々に寝床についた。3部屋とってもちろんシトゥラとスクイードは同室
フィートは一部屋使い俺とカチュアで兄妹水入らず・・なのだが・・

ギ・・ギギギギギギギギ・・・!!!

「・・・こいつって、歯軋りすごかったのな・・・」
・・・いかん!このまま寝ずに朝を迎えたらシトゥラとフィートに変な誤解を招いてしまう!!!
眠れ!!眠るんだクロムウェル!!!
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・
・・

眠れねぇぇぇぇぇぇ!!!!


翌日
朝も早々、いつもの朝練に出る・・
結局、何らかの手を打たないと眠れなかったのでカチュアの口に布団を噛ませた・・
それでも起きないって・・・、我が妹ながら変だ・・
ともあれ、眠気眼をしゃっきりさせるため、ランニングやらなんやらを一通り済ませる
「ほう、お前も欠かさず朝の訓練をしているのか・・」
公園でシャドーをしているとまたあの声が・・
因みにシャドーのイメージはクラークさん。あの頃の動きを今でも覚えているよ・・
「フロスさんも・・、軍師なのに朝練付き合わされたのが身体に染み付いたのか?」
「かもな・・、お前も昔は嫌がっていたのに今は自分から進んでやるとはな」
「まっ、それはお互い様・・ってことで。そっちに連絡いったかい?」
「ああっ、キースの奴も大喜びで得物を磨きだしたよ。」
「あいつって・・、アルとまともにやりあったのか?
「いいやっ、アルも5分くらいの力で相手していたよ。まぁそれから彼も成長したが・・」
ふぅん・・、まッ、楽しみだな・・
「しかしお前は相変わらずだな・・」
「ほっとけ。これでも多少は周りの面倒見るようになったぜ・・?」
「そのようだな。クラークからの説教が効を成したと見る」
「ははは・・、ご名答。だからこそここまでこれたんだと思う・・」
「・・ふっ、でっ、クラークに挑むのか?」
・・そういや、あの人に宣言した時、フロス副隊長もいたな・・
「いやっ、まだ勝てないだろうな。だけど・・、少しずつ見えてきたよ・・」
大切な者を守る力・・、俺に足りなかったモノ・・
「・・ふっ、ではっ、その成果を大会で見せてもらおうか」
「あんたもくるのか!?」
「生憎非番でな。じっくり見学させてもらおうか」
・・・な〜んかやりにくくなりそうだな

宿に戻るとすでに全員起きており朝飯を食っていた・・っうか俺を待たずして・・?
「お兄さんおはよ〜、どこいっていたの?ナンパ?」
「こんな朝っぱらから街をうろつく女がいるか!朝の訓練だよ」
「ほう、そんなことをやっているのか。言ってくれたら相手をしてやれたのだが・・」
・・っうか男女が一緒に寝ている部屋に訓練の協力願うのか・・?
俺にはできんぞ
「まっ、まぁ取り込み中だと悪いんでな」
「だから!僕とシトゥラは・・!!」
「「肉体関係♪」」
カチュアとフィートがハモる・・
「ちっがぁぁぁぁぁう!!」

「お客さん、静かにしてくださいよ」

「あっ、すみません・・」
や〜い、怒られてら!
まぁそんななごやか〜な雰囲気でモーニンタイムが終了・・。
各自荷物を引っさげ闘技大会の開かれるコロッシアムに向かう事にした
俺はブラックダイヤのナックルグローブ『崩天』、後は一張羅の黒い武闘着
フィートは一応護身程度に持っている魔杖、そして2代目になる黒い魔術フード
シトゥラは獣の骨で作られた2本組み短剣に山吹色の大きな布を上手に括ったドレス。
民族の衣装のようだ
スクイード、業物ハルバート・・・・あれっ?名前忘れた!!・・まぁいいや。スクイードだし
後は支給品のプレートメイル
そして事の張本人カチュア、動きやすい服装で黒いタイツが特徴。後は長細い鉄串が
懐にびっしり・・、これがこいつの得物だ・・。
これが俺達『クロムウェル様と不愉快な仲間達』(仮)のオーダー。
後はフロスさんとこのキースと許婚ボンボンの連中、後・・、俺の考えが正しければ他にも
うっとおしいのが参加するだろう・・・。
まっ、そんなわけで俺達はコロッシアムに出発した・・。


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