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第11話 「暴走コンビ、ここに在り」


アーカイブ邸2階部分
さすがはこの町の貿易を仕切っているだけあり広い・・!
どこから手をつけていいのかわからないほどだったが
傭兵達が道しるべの如く倒れている・・・・
ロカルノさん・・、あんたほんと器用だよ・・・
それでもまだ傭兵さんたちはうじゃうじゃいた・・・
何人雇っているんだよ!!
100人超えているんじゃねぇか・・?

いちいちかまってられねぇから強攻突破!!
金で動くやつらとは気迫が違うのさ!!
そのまま、気絶者の道しるべを辿る・・・・・・
・・・・・・
ここだ!
立派な木製の扉に短剣が刺さっている・・
目印・・だな
ロカやん、余裕だな・・・
ともかく蹴り破って入る、これが嫌いな奴の部屋への俺の入り方、
「ポリシー」って奴さ♪
中にはやはり怪盗セイレーズことロカルノが立っていた。
そして睨むようにセイレーズを見る老人・・多分アーカイブ公だろう・・
そんでもってセイレーズを囲む3人の戦士・・、雇われ傭兵ってわけでもないな・・
今まで何やら話をしていたようだ・・
「待たせたな!セイレーズ!」
「首尾はどうだ?2号?」
2号・・?あっそうか、同じセイレーズならややこしいからな・・
「上々さ、タイムの奴も助けたぜ!!」
セイレーズが二人現れたので奴さん達大慌て!
「おぃ!てめぇがアーカイブだな?人の大事なモンに手ぇ出しやがって!!
冥土に行く覚悟はいいな!!」
「うっ、うるさい!まとめて殺してくれる!おい!何をしている!?さっさと殺れ!!」
3人戦士に声をかける・・
「「「おぅ!!」」」
声をそろえる3バカ戦士・・・。
得物は全員、刀・・、素人が扱うにしちゃ大げさだ・・

「やれやれ、格の違いというものを教えてやろう」
「俺は今機嫌が悪い、運がなかったな!」

二人のセイレーズが呟いた瞬間・・
・・・ザシュ!!
・・ベキ・・・・!!
一瞬で二人仕留める・・、
もはや敵なし・・・・
残りの一人も勇敢に斬りかかるがあっけなくロカルノに首を跳ねられた・・・
「さて、残りはお前だけだな。ダイヤはどこだ?」
血で赤く染まったレイピアをアーカイブの喉に突きつけ脅す・・
本来、怪盗セーレイズは殺すことまでしないのだが
ロカルノにとっても今回は別なんだろう。
「うっ・・・、これだ。」
懐から取り出す、しかし・・・

シュッ!!

素早いロカルノの斬撃でダイヤは真っ二つに切れた・・
「あまり私を舐めない方がいい。
こんなイミテーション、訳もなく見分けれる・・・・・・」
ダイヤモンドすら切り裂くロカルノの剣・・・
恐らく気を練ったからできたんだろうな。ダイヤって固いし・・
「・・わかった・・・、こっちだ・・・」
もはや打つ手無しと悟ったアーカイブはふらっと部屋の一角の置き物をひねると
壁が動いた・・・、金持ちの家ってこういうカラクリが多いこと・・・
他に金の使い道がないのかね?
「後は私がやる、2号は騎士団に連絡をしてくれ。不法貿易の証拠は掴んだ。
これが書類だ。まだこの敷地内に共謀者がいるらしい・・」
書類を受け取り懐にしまいこむ。
「わかったぜ、1号。俺の分もきっちり痛めつけてくれ。またな!」
こっから先は俺がいてもいなくても一緒だからな。
アーカイブを殴れないのが残念だけど・・・

ガシャァァァン!!

ともあれ、窓から退室〜、これも俺のポリシー!
だって面倒じゃん・・・
そのまま庭に出てまた信号弾を投げるわけ、そしたらスクイード達も突入できるし・・
しかっし騎士団って法律に縛られているだけあって動きづらいんだな〜。
・・・・・んっ?
・・・ゲッ!地面凍り付いている!!
なんでだ!!こんなんじゃ着地・・・・!

ゴォォォォォン!!!!

・・・・・・・・・・・・・・
痛・・・・・っっっって〜〜〜〜〜!!!
滑る!滑るぅ!!誰だよ!こんなこと・・・って一人しかいないか・・・・
「何ずっこけているの?」
・・・こいつだ・・・
「誰かさんのせいで着地しそこねたの!どうなんだよ?そっちは?」
「見ればわかるわよ?ほらっ」
一面銀世界・・、そこら中ある氷柱には中に傭兵が入っている・・
そして
・・・・・・・フィート・・・・・・・・・・・・?
「・・質問、なんでフィート君まで氷漬けにされているの?」
「ああっ、ええ〜っと・・・、傭兵と間違えちゃってね♪」
・・ワザとだ!絶対そうだ!!少しでも暴れるために襲ったんだ!!
でも恐くて言えない・・・・・
なんか今回フィートって災難続きだな〜、まぁ後でエネに慰めてもらえ・・
俺が許す。
「それで・・、全滅ってわけですか・・」
「まぁそれでもまだあちらこちらから出てくるけどね、
さすがにこんだけ魔力使うと疲れたわ・・・」
氷雪の魔剣を地面に突き刺し、大して疲れてない口調でいう・・
「嘘つけ・・」
「それよりもそっちはどうなの?」
「万事オッケイ、タイムも助けたし目的のダイヤもロカルノがうまくやってくれているよ」
「上出来上出来!後は騎士団にお縄ちょうだいって訳ね、合図は?」
「あっ、着地にミスって忘れてた。そらっ!!!」
天高く信号弾を投げる。

漆黒の空に赤く閃光が走る・・・・!!

っ途端に騎士団員が屋敷に一直線。
タイムが先頭に立っている、さすがに士気が違うな〜
「さぁ、俺の出番はもう終わりかな?」
「まだよ、・・実は私、あなたと勝負したいの」
へっ?なんですと・・?
「おぃ、こんなとこでそんな我侭言うなよ」
「別に直じゃないわよ!いい?
騎士団が突入するという事は中にいた雇われ傭兵は一目散に逃げ出すでしょう?」
「まぁそうだな・・」
「どちらがそれを多く仕留めるか勝負よ!
あなたが勝ったら一晩つきあってあげる♪」
「!!?、謹んでご遠慮しておきます!
・・・・・買った方が報酬の半分を渡す・・ってのは?」
すごいことをあっけらかんと言うんだな・・。
ってこんな女と一晩共にできるか!!
99・99%の確率で氷殺される・・・。えっ?残りの00.01%は?
・・・何だろう?あまりにも可能性がないから思いつかない・・・
「・・・・それでもいいわ。じゃあ、狩りの始まりよ!」
「ふぅ、雇われどもには悪いが・・狩らせてもらおうか!!!」
『スタンピート』こと俺と『金獅子』ことセシルの乱舞・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
逃げ出した傭兵さんたちはみんなそろって地獄を見ましたとさ♪
めでたしめでたし・・・・・
あっ、フィートの事忘れてた・・、まぁいいや。
風の防御壁ぐらいはしているだろうし・・・
・・・・しているよな?


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