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第0話  「王の思惑」


大国ハイデルベルク・・、王都ともなれば人がごった返している
そんな中でも一際目立つ王都の中心の城
城内での勤務している兵はさほどおらず、そこだけ時が止まっているように見えた
しかし・・、今現在、城内は大騒ぎとなっている

「どこに行ったかわからんのか!?まったく・・」
玉座で大激怒なハイデルベルク王、カーディナル・・
玉座を叩き今にも暴れ出しそうな雰囲気だ
それに大臣や兵士達はタジタジ・・、
こうなったらどう答えても罵声が飛んでくるのはわかりきっているのだ
この場は耐えきるしかないと決めた側近達なのだが・・

「王、姫の居場所はわかりました・・」
動揺する兵の後ろから静かに言い、入ってくる緑髪の女性
露出が激しいレザースーツで長い緑髪を軽く括っているところを見ると密偵の類なのはわかる
声はよく通っており気品さえ漂わしている
「おおっ、フレイアか。情報部でようやくわかったようだな。してっ、私の娘は今どこだ?」
「姫は現在プラハの町外れにある教会にいるようです。
・・どうやら、あの冒険者チームの元へ行ったようです」
「おおっ、あ奴らか。ならば安全ということか・・手は回しているのか?」
「我が情報部の者が数名説得に向かいましたが拒絶されて・・
向こうの代表も困り果てているようです」
「そうか・・、私が直接行くしかないか・・」
その発言に周りが仰天し慌てて碧髪の女性・・フレイアが落ちつかせる
「!!、王が直接でるのはどうかと思いますが・・」
「仕方あるまい、親子の問題なのだから・・。だが、彼ら・・か。
ふむっフレイア、すまんがブレイブハーツの面々を召集してくれ」
「御意、ですが・・」
「武力行使ではない・・、いや、ある意味はそうかもしれんがな・・」
ニヤけるカーディナル王、対しフレイアと呼ばれた緑髪の女性は静かに頷き
王の間を後にした・・


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