スタンピート!!ACT?「狐幼女」後編


翌日
仲良くホノボノと入浴が終わり昨晩はそのまま寝床へついた
シトゥラには寝巻きがないのでスクイードのシャツのみを着たダブダブな状態だったとか・・
「う・・朝・・か・・」
窓より入ってくる朝日にスクイードは眼を擦りながら目覚める
心地よい陽気なのだが・・何故か身体が重い
「気疲れしたのかな・・って・・」
自分のシャツの腹部が大きく膨れ上がっておりそこから伝わる人肌の温もり・・
大方の予想はできているがゆっくりとシャツの中を覗き込んでみると
そこには猫のように丸くなったシトゥラが寝息を立てている
・・しかも全裸で
「やっぱり、服を着て寝るのは苦手だったのかな」
実は普段から寝る時は裸になることが多いシトゥラ、流石に故郷では凍死しかねないのでそれ用の服もあるのだが
下界の街となれば彼女にとっては少々熱いのかもしれない
「気持ちよさそうに寝ているよな・・でも、仕事があるし・・」
昨日シトゥラと自分に特別の有給を与えるとは言われたがシトゥラも別に病気というわけでもないために
このまま休むのは気が引け、せめて事務だけでも行おうと思っているのだ
「・・く・・ぅぅぅ・・ん・・」
そうこう悩んでいるうちにシトゥラは小さな腕を伸ばしゆっくりと目を醒ます
「・・(ヌボー)」
「おはよう、シトゥラ」
「お兄ちゃん・・もうちょっと・・」
「駄目だよ、さっ、起きよう!!」
「おに・・ひゃあ!!」
半身を起こすスクイードのシャツの中で体勢を崩すシトゥラ・・
「お兄ちゃんの乱暴者〜!」
ブーっと頬を膨らませスクイードに抱きついている、その愛くるしさにスクイードも微笑ましくなったり
「ははっ、朝はゆっくりしたいもんだけどお兄ちゃんは忙しいからね。さっ、朝ごはんにしよう」
「うん♪・・あれ、お兄ちゃん・・何だかお尻に固いものが当たっている・・」
それは男の生理反応、不可抗力はないものなのだが
「ご・・ごごごごごごごご、ごめん!」
「???何これ〜?」
興味がわいたのかその固いものを触ってみようとするシトゥラ
しかし
「さぁ!朝ごはんにするよ!」
「あう!お兄ちゃん〜!」
強制的にそれを阻止、お姫様抱っこしながら慌てて起き上がるスクイード君であった


・・・・・・

「おはよう〜」
騎士団屋敷、出勤する騎士達も多い中スクイードはシトゥラと手を繋ぎ自分の担当するテント群担当課へと入る
因みに、受付のサリーさんを含め、茶化す同僚は数知れず・・
それが恥ずかしく早足で我が領域は入ってきたのだがそこにいたのは
「・・おはよう・・(イライライライラ)」
何故か空いた席に座っているクロムウェル、かなり機嫌が悪いのがそこにいるだけはわかる
服装はいつもと同じなのだが何故か襷がけををしており『一日ルザリアテント群室長』と書かれている
「・・変態、どうしたんだ?その襷・・」
「スクイードがシトゥラの世話をしている分クロムウェルさんがこっちの援護に回ることになったんだ」
すでに静かに着席しているキースが静かに言っている
「そんでもってタイム団長の強制だから拒否権はないってこと♪」
あわせるようにカチュア、こちらは満面の笑みを浮かべていている
さしずめ、義兄の不幸は蜜の味っといったところか
「そうなのか・・、だが変態、事務はできるのか?」
「やれって言われたんだよ(ギロリ)んなことよりも今日は休んどけ、ったく」
「そうはいかない、シトゥラをここに置いて僕は事務をやる。変態は外に出向くことがあった時に代行してくれ」
「おっ!そうか!いやぁ〜、流石スクイード!伊達に阻害されてはいないな!」
一転、上機嫌になるクロムウェル、・・事務をどうしてもやりたくなかったらしい
「騎士団の権威失墜の危機になりかねんからな・・シトゥラ、そこの席で大人しくしておいてくれ」
「は〜い♪」
大人しく自分の席に座るシトゥラ、自宅でスクイードがやっていたように胡坐をかきながらキョロキョロしている
「そうそう、シトゥラの事もあるから私達は早朝訓練しなくていいって」
「・・むっ、皆もなのか?」
「スクイードが事務に徹する以上、いつもと違う仕事になるからそれの打ち合わせが必要だ・・」
「そ〜そ〜、まぁお兄さんが援軍に来たからもう解決しちゃったけどね。そんじゃ適当にやりましょう」
カチュアがだるそうに頭を掻きながら仕事に取り掛かり
一同静かに仕事を開始しだした

・・・・・

しばらくして
「・・・・・・(カリカリカリ)」
「・・・・・・(カリカリカリ)」
流石に仕事となれば雑談もできず騎士達は静かに書類を進めていく・・のだが
「「・・・(イライライラ)」」
我慢できてない人物が二人ほど、一人は当然っと言っても過言ではないクロムウェル
もう一人は、
「つまんな〜い・・」
シトゥラ、子供にとってはこの空気はかなり圧迫感がある
「そ〜だそ〜だ〜」
「変態は黙っていろ、シトゥラ、お兄ちゃん達は仕事なんだよ・・だから・・」
「つまんない〜!」
「しょうがないな・・ほらっ、飴玉だ。これを上げるからもう少し我慢してくれよ」
予めこうした事態を予測していたのか何気に机から取り出すスティックタイプの飴、
シトゥラはそれに眼を輝かし
「ありがと〜♪」
幸せそうに舐め出した
「・・スクイードさんってほんと、良いお兄さんって感じね」
その光景にカチュアはほとほと感心をしていたり
「そうかい?・・まぁ、シトゥラは懐いてくれているからな」
「・・っというよりかはカチュアとクロムウェルさんの関係のほうが不自然じゃないか?」
「そっか?」「そう?」
クロムウェルとカチュア、異性大好きなところは共通点と言えるがこの兄妹は仲が良いとはいえない
「それは僕も思う、いつも喧嘩ばかりしてるからな・・」
「だって、こんな兄貴よ?取り得が無いじゃない」
「やかましい。筋肉オタクで覗き魔なゲテモノに言われたくねぇ」
「なんですって!?一騎士団長をタブらかしているド変態のくせに!」
「タブらかしてねぇ!俺とタイムは一心同体なのさ!」
「あ〜!やらしい!よくもそんな恥ずかしい事人前で言えるわね!」
「お前のような愚妹を世にさらしている自体恥ずかしいわい!」
「「むぅ〜!!」」
いがみあう義理の兄妹、まぁいつもの事といえばそうなのだが・・
「まぁまぁ、二人とも落ち着いて・・」
そんな状況でもキースは冷静、痛い彼女を持つと大抵の修羅場など問題なし
「不愉快だ!外に出る仕事ができるまで俺は団長室にいる!」
「とっとと出て行け!」
「カチュアも落ち着いて・・」
ガリ股で退室するクロムウェルにカチュアは塩を撒こうとしていたり・・
そんなドタバタの中でもスクイードは書面に向かい熱心に処理している
馬鹿な喧嘩には関与しません・・っと
「・・やれやれ、いつもながら騒がしいものだ・・」
「お兄さんは私の宿敵よ!」
「そういうのはプライベートでやってくれ・・、それよりもキースと二人で巡回に回ってくれよ。
僕はここでシトゥラと・・あれ?」
今しがたまで大人しくしていたシトゥラの姿が忽然といなくなっている
それを見て固まる三人・・
「二人は仕事をしていてくれ。僕は受付嬢に協力して探してくる!」
慌てて出て行くスクイード、相当に焦っているのが一目瞭然
残された二人は・・
「・・・子供な状態でも振り回されているわねぇ」
「・・彼らしいとでも言ったところか。さぁ・・シトゥラの事は任せて俺達は俺達の事をやろう」
っと静かに見守るのであった

・・・・・・・

その頃
団長室では

・・チュプ・・チュプ・・

濡れた音が静寂の中に響く、本来ならば団長であるタイムは事務仕事に精を出しているのだが
今は・・
「そうそう、しっかりと・・な」
「ん・・はぅ・・」
クロムウェルの口淫の相手をしている、最初は駄々をこねているクロムウェルの落ち着かせるためにやっていたのだが
その行為をはじめたら彼女の方が燃え上がってしまっている模様
ソファにクロムウェルを座らせそそり立つモノをいとおしく舐めている
「ん・・・ちゅ・・・あん・・おっきくて・・固い・・」
「ふふふ、ならタイムの中でしっかりと暴れて上げようか♪」
「だ・・・め・・、私・・仕事中なんだから・・」
モノを手で擦りながら困惑顔なタイム団長、しかし表情からして最後までしてもらいたいようだ
「そっか?なら途中でやめよっかな〜」
「意地悪・・」
軽く睨みながらも再び口淫再開・・、
いつもの如く燃え上がる情事が続くと思っていたのだが・・

「・・・ねぇねぇ、何しているの〜?」

ちょうどタイムの目線の先に首をかしげているシトゥラが・・
おまけにマジマジとその光景を観察しちゃっていたり
「ん!?・・・んんっ(ガリ!)」「はおう!!」
流石に驚くタイム、最愛の人のモノを口に含んでいる最中なのに思わずシトゥラの名を叫んでしまう
その結果、クロムウェルの愚息子・・直撃・・
「!!!!!!!!!」
「ク・・クロ!大丈夫!」
「あおおおお・・・これは・・きついぃぃ・・」
股間を押さえながら悶えるクロムウェル、流石にタイムもオロオロしてしまう
「シ・・シトゥラ、ちょっと大変だから・・・スクイードのところに行って!ねっ!」
「うん・・わかった」
いつものタイムとは違う慌てようにシトゥラも怯え気味で団長室を出て行く
後ろでは未だドタバタしているタイムとクロムウェル・・相当大変な状況らしいが
シトゥラにとっては何が何だかわからない状況であった

「・・・??」

団長室前に出た時、シトゥラは妙に自分の身体が熱いことに気付いた
「何?・・熱い・・」
心臓がバクバク言っているし頬が赤い・・
何やら股間がむずむずするのでそこに手を触れて見れば・・
「えっえっ?何・・これ・・」
ヌルヌルした液体がとめどなく出てきている・・、独特な匂いにシトゥラはそれがとても変なモノに思えてきた
「はぅぅぅ・・とまんないよぉ・・」
必死にソコを押さえつけるがヌルヌルは一向に止まることなく・・
そこへ
「シトゥラ!」
息を切らしてスクイードが駆けつけてくる、しかし
涙目になりスカートに両手をつっこんでいるシトゥラを見て唖然とし立ち尽くしてしまう
「お兄ちゃん〜」
「ど・・どうしたんだ?」
もはや勝手に出てきたことを叱ろうという気分ではなく・・
「シトゥラ、変なの・・ここからヌルヌルしたのが一杯でてくるの・・」
そうして手に付着したヌルヌルをスクイードに見せる
「!?シ・・シトゥラ、これは・・」
流石のスクイードもそれが何なのかはわかる、だがストレートに言うわけにもいかず
口ごもってしまう
「お兄ちゃん〜、私、病気なの?死んじゃうのかな・・」
「ば・・馬鹿な事を言うんじゃないよ!ともかくこっちにおいで!」
急いでシトゥラを抱きしめその場を後にする
妹の身体はすっかりと火照っており本当に病気のように思え
スクイードも今まで以上に必死になっていった

・・・・・・・

「・・要するに、外部要因で発情しちゃったみたいね」
向かった先は講義準備室・・アンジェリカの職場で仮眠用のベットに寝かせたシトゥラを見て
アンジェリカは原因を断定
「・・え・・でも・・子供なんだからまだ発情だなんて・・」
「馬鹿ね、この子はシトゥラ。普通の子供じゃないのよ。精神が幼児化して身体が縮んだだけよ・・だから発情もするの」
「そうなんだ・・」
「まぁ普通ならありえないことだけどね。大方、勤務中に不謹慎な事をしていたカップルを覗いて感化されちゃったんでしょう?」
同時刻、団長室にて応急手当をしているカップルは同じタイミングでくしゃみをしたとか・・
「そんな不謹慎な奴が・・」
「そんな愛し方しかできない不器用な人達だから、悪い言わないで」
「??アンジェリカさん、その犯人を知っているのですか?」
「さぁ・・ね。まっ、それは置いておいて軽い睡眠薬で眠らせているからとりあえずは安心して」
サラっと流すアンジェリカ、団長室前でシトゥラが感化されていたのなら疑うべき人物は一人なのだが
彼にとっては憧れの上司が勤務中に淫行をしているなんて想像もできないようだ
「そうですか、起きたらもう・・」
「収まると思って?獣人の発情のすごさは貴方も知っているでしょう?」
「う・・」
「身体が子供でも一人前の大人並に発情しているわね・・放っておくと危険かも・・」
「ええっ!?じゃ・・じゃあ!どうすればいいんですか!!?」
「いつも貴方がシトゥラにしている事をそのまま実行すればいいだけよ」
その一言にスクイード、固まる・・
「・・え・・それ・・は・・どういう・・」
「つまり、性欲を納めるには満足させるしかないってこと」
「僕にシトゥラを抱けっていうのですか!!?」
「それしか方法はないじゃない、ここにきて見知らぬおぢさんに任せる気?」
「あ・・それは・・」
「まぁあの身体に貴方のモノが入ったら壊れるでしょうから指とか使ってイカせてあげなさい。何回かやったら満足するでしょう」
「しかし、子供相手に・・そんな事・・」
流石にとまどうスクイード、まぁとまどって当然な要求ではあるのだが・・
「・・・・、貴方、あそこで寝ているシトゥラといつも隣にいたシトゥラと別人物として捉えていない?」
「!!あ・・それは・・」
「図星ね・・、そう考えるのは止めなさい。後が辛いわよ」
「でも、彼女は!」
「異常をきたしているとはいえシトゥラはシトゥラ、同じ人よ。こうした状況だからって割り切りなさい」
「・・・・」
冷静なアンジェリカに対してどうしてもそうとは思えない
これもいつものシトゥラと今のシトゥラの性格があまりにも違うためか
「団長からは私から説明しておくわ、家に帰って様子を見つつ慰めなさい」
「・・わかり、ました・・」
「それと、あの玉の解析が終わって元に戻す方法が見つかったの」
「!!」
「私とフィート君が力を合わせたのだからそんなに時間がかかるわけないじゃないの。シトゥラの心体が正常じゃないとうまく行くか
わからないから・・・慰み終わってからまた来なさい。それまでに用意しておくわ」
「はい・・」
アンジェリカから言われる言葉が胸に突き刺さりながらも、うなされているシトゥラの表情に
一つの決意を胸に秘めていった

・・・・・・・・・・

結局、ロクに仕事をしないままスクイードはシトゥラを抱きかかえて早退をした
事情は自分から説明すべきとスクイードは主張したのだが何故かアンジェリカがどうしても自分から伝えたかったようで
彼女に任せることで事態は落ち着いた
「お兄ちゃん・・」
帰宅後、その小さな身体をベットに寝かしつけた時にシトゥラは目を醒まし
潤んだ瞳で彼を見つめてきた
「・・どうしたんだい?」
極力彼女を不安にさせないように優しい声を出すスクイード
しかし、いつもと様子が違うのは一目瞭然だ
「シトゥラ、どこか遠いところにいかないといけないの?」
「!!」
「アンジェリカおねえちゃんが言っているの聞いちゃった。よくわからないけど・・
お兄ちゃん、とっても悲しそうな目をしていた」
「馬鹿な事を言うんじゃないよ、お兄ちゃんはいつもシトゥラと一緒だ」
「本当に?」
「・・本当だとも・・何かあったらお兄ちゃんが助ける、そう言っただろ?」
「・・うん、お兄ちゃん大好き♪」
二コリと笑うシトゥラ、それにスクイードも思わず胸が高鳴る
「ありがとう、身体は大丈夫?」
「うん・・寝ていたからマシになったけど・・お兄ちゃんの顔を見ていたらまた
変になってきた・・」
「そ・・そうか・・」
「シトゥラ、変なのかな?」
「そんなことないさ、お兄ちゃんが治して上げるよ」
極力平静を保っているともりだが内心はもう気が気じゃないスクイード氏
暴走しかけ?
「ほんと?」
「ああ、ちょっと・・変な気分になるかもしれないけど」
「お兄ちゃんだったら・・いい」
二コリと笑うシトゥラ、そして、幼いシトゥラを抱き上げ
スクイードはゆっくりと彼女を愛撫しはじめた

・・・

「んむ・・・んんん・・おにい・・んむ・・ちゃぁん・・」
小さな身体をスクイードの胸に預けねっとりと舌を絡ませる
シトゥラもその行為がどういう意味かわからないが悪い気はしないらしい
「ん・・シトゥラ・・」
「は・・う・・ヌルヌルがまたぁ・・」
「大丈夫だよ、お兄ちゃんがなんとかする」
「うん・・・」
不安そうなシトゥラの頭を撫でながら再び唇を重ねる
そしてその間にシトゥラのシャツに手をつっこみほとんどない膨らみを優しく撫でてやる
「あ・・う・・くすぐったい・・」
「我慢して、もう少しくすぐったくなるかもしれないから」
「う、うん・・」
極力笑顔を作ろうとするシトゥラだが顔が少しこわばっている
そんな彼女を見てスクイードは苦笑いをしながら彼女の耳を軽く噛み息を吹きかけてやる
「ひゃあん・・ゾクゾクしちゃうよぉ」
「大丈夫・・?」
「うん、変だけど・・嫌じゃ・・ない・・」
「ありがとう・・じゃあ・・服を脱いで・・」
「うん」
短く頷きシトゥラはゆっくりと服を脱ぎ出す
本能的に今やっていることが何なのか理解しているのだが昨日の風呂の時のような
手早さはなく緊張しながら脱いでいる
そうとは言えもともと着ているものが少ないうえに下着をつけていないので
すぐに裸になった
身体が火照った幼女の裸体・・しかし股間からは女の匂いがする液体が沢山出ており
太股に筋を作っている
「お兄ちゃん・・」
「シトゥラ、綺麗・・だ・・」
思わず本音で言ってしまうスクイード、それにシトゥラは珍しく顔を赤く染める
「は・・恥ずかしいよ」
「大丈夫だよ・・それじゃ・・」
「おにいちゃ・・あん!」
ゆっくりとシトゥラ寝かせ自分の胸に押し付ける
そして、まだ毛も生えていない幼女の秘部に手を伸ばし
それと不釣合いなくらい濡れているそこを軽く撫でてやる
「ふぅん!」
「シトゥラ?」
「あぅ〜、自分で触ったのと・・違う・・」
「気持ち悪い?」
「ううん・・わかんないけど・・頭が痺れる」
「そうか・・もうちょっと我慢して・・」
「うん・・」
不安そうなシトゥラ、スクイードに抱きしめながらもその瞳は常に彼の顔を見つめている
「ひゃあ・・あ・・あう・・あっ・・あっ・・」
そこをスクイードの指が擦れるたびに甘い声を出すシトゥラ
「シトゥラ・・・(ハァハァ)」
お兄ちゃんもすっかりと興奮しているのだがシトゥラはそれどころではないらしく
目も空ろになってきている
「お兄ちゃんのが・・擦れて・・変な・・気分・・」
「シトゥラ・・じゃあ・・」
軽く秘部を撫でるのを止め次はその間近にある小さな肉芽を摘む
「ひゃあ!!」
それに強く反応するシトゥラ・・
スクイードも興奮の極みとなり夢中でそこをいじくりだす
「ひゃあ!ああっ!すごい・・すごいよぉ・・」
「いいのかい?」
「お兄ちゃんのが・・ここを・・あああっ!(ビクッ!)」
お兄ちゃんの胸の中で身体を痙攣させるシトゥラ・・
発情しているだけに絶頂まではさほど時間がかからないらしい
「はぁはぁ・・」
「シトゥラ・・」
「お兄ちゃん〜、頭が・・真っ白になっちゃった・・」
恍惚としたその表情、耳も垂れ下がっており明らかに快感を得ている
「気持ちよかった?」
「わかんない・・けど・・ヌルヌルが止まった・・」
「そうか、よかった・・もう大丈夫だよ・・」
「うん・・でも・・もっと・・触って欲しい・・」
「えっ?」
そう言うとシトゥラはスクイードの手を掴み再び自分の幼き秘部へ・・
「シ・・シトゥラ!?」
「もっと・・シてぇ・・」
蕩けているシトゥラの顔を見て嫌とは言えず・・
彼女が壊れてしまわないようにスクイードは再び幼女を慰めてあげた


数時間後

度重なる絶頂を迎えたシトゥラは体力の消耗により眠りこけており
その間にスクイードは彼女を背負って屋敷へと向かった
時はすでに夜、日勤の騎士はすでに帰宅しており
屋敷にいるのは夜勤の騎士だけでひっそりと静けさを取り戻している
そんな中、夜中には使用されない講義室にて
スクイードとシトゥラ、アンジェリカとフィートの四人が集まった
「キースとカチュアはまだ奔走しているから駄目って、流石に二人抜けるのはきついみたいね」
呆れたように頭を掻くアンジェリカ、ぶっきらぼうな態度だが
こうした応対がどこか頼りがいがあるように見える
「二人?あの変態は?」
「怪我をして今その治療に行っているわ」
「・・あの化け物が・・怪我を?」
「ええっ、下手な切り傷よりも強力ですからね」
フィートも苦笑い、男の象徴に深い噛み傷を負っているわけだから動くに動けない状態で
その介護はまだ団長室で続いていたり
「それじゃはじめるわ・・シトゥラを起こして」
「わ・・わかった。シトゥラ・・(ペチペチ)」
背中で寝息を立てているシトゥラの頬を軽く叩いてあげる
「う・・ん・・お兄ちゃん・・もっと・・こすって・・」
眠気眼ながらとんでもないことを言い出すシトゥラにアンジェリカは・・
「満足させたようね(ニヤリ)」
嫌な笑みを浮かべだす・・
「貴方がやれって言ったんでしょう!」
「まぁまぁ・・新たな属性付加、おめでとうございます♪」

スクイードはレベルがあがった!
スクイードはあらたなロリぞくせいをてにいれた!
へんたいどが4あがった!
そんけいどが2さがった!
そがいどが6あがった!
「ようじょいたずら」のまほうをおぼえた!

「っておい!変なテロップ流してんじゃねぇ!!」
「スクイードさん、キャラが先輩みたいになってますよ〜」
「ともかく!シトゥラ・・ちょっと降りて・・」
「うん・・」
シトゥラは何故か顔を曇らせながらゆっくりと降りる
「それじゃ、シトゥラちゃん・・ちょっと一緒に来てくれる?」
「嫌!」
突然、大声を出すシトゥラ・・そしてスクイードの後ろに隠れてしまう
「・・どうして?」
「わかんない・・わかんないけど・・一緒に行ったら・・お兄ちゃんと会えなくなりそう・・」
「「「・・・・・」」」
本能でそれに察したシトゥラ、それに一同押し黙ってしまう
「シトゥラちゃん・・」
「シトゥラはお兄ちゃんといつも一緒なの!一緒じゃなきゃ・・嫌なの・・」
ギュっとスクイードのズボンを握りしめ、涙目になってしまう
「・・・シトゥラ」
「お兄ちゃん・・」
「何言っているんだよ、ちょっとアンジェリカお姉ちゃんと一緒になるだけだろ?また・・すぐ一緒になれるじゃないか」
「・・・・」
「お兄ちゃんはいつでもシトゥラと一緒だよ・・」
「・・お兄ちゃん・・」
理由がわからずとも自然と涙がこぼれ出すシトゥラ・・
それを見てスクイードも思わず目頭が熱くなり懸命にこらえれている
「よし、それじゃ・・お兄ちゃんがいつもつけているリストバンドを一つシトゥラに上げるよ」
そう言うとスクイードはいつも手首に付けている赤いリストバンドを一つ外しシトゥラにつけてあげる
彼女には大きすぎるようで腕近くまでそれがはまる
「お兄ちゃん・・」
「これでお兄ちゃんとシトゥラはいつでもどこでも一緒だ、何があってもお兄ちゃんが守ってあげるよ」
「・・うん・・」
スクイードのリストバンドを静かに握りシトゥラは静かに頷く
「それじゃ、シトゥラちゃん・・こっちにきて」
「うん・・」
アンジェリカに手を取られシトゥラはゆっくりと準備室に向かっていく
不安なのか途中シトゥラは何度もスクイードの方を見てくるが彼は黙ってそれを見つめ
ついに無言のままに準備室へと扉が閉じられた
「・・・・・」
「しかし、厄介な代物でしたよ・・あれは『幼精珠』っと言って昔、婚期を逃した女魔導士が作ったもののようです。
使い方によっては相当危険なのに流出しちゃったみたいですねぇ・・どこのだれだか詳しい事はわかりませんが・・
迷惑なもんですよ」
「・・・」
「スクイードさん?」
「やはり・・僕には!!」
駆け出そうとするスクイード!しかしフィートがその腕を強く掴み阻止をした・・
「スクイードさん・・貴方はシトゥラさんがあのままでもいいのですか?」
「・・・」
「そりゃああれだけ可愛くて従順な子供さんなら今から自分好みに完成させることもできますが・・シトゥラさんはシトゥラさんです」
「・・だが・・僕は・・」
「あのシトゥラちゃんはシトゥラさんの心の中で生き続けますよ、たとえその時の記憶が残っていなくても・・ね」
「フィート君・・」

カッ!

静かにフィートの方を見た時、準備室から眩い閃光が放たれた
「・・解呪成功・・、元に戻ったのですから服は千切れているはずです。落ち着くまでそっとして・・」

バン!

フィートの説明を遮るように勢いよく開かれる扉・・
そして
「シトゥラ!」
「スクイード!」
元の姿に戻ったシトゥラが全裸のまま彼に抱きついてくる・・
着ていたものは破れてしまったのだがあのリストバンドだけはしっかりと残っている
「ん・・?私は・・一体・・?」
「シトゥラ・・」
「ぬっ?何故裸なんだ?」
「ちょっと・・疲れていたんだよ。アンジェリカさんに服を貸してもらったほうがいい」
「そうか・・、ふむ・・」
首をかしげるシトゥラ・・その姿にスクイードは無理に笑みを作ってみせる
「まぁ色々とあるんだよ・・そのリストバンドは・・」
「・・これは・・大切な・・ものだ・・」
「・・えっ?」
「よくわからないが・・これは一番大切な物のような気がする・・」
「・・シトゥラ・・」
「はいはい、シトゥラさん。素っ裸だど風邪引くから・・早く着替えたほうがいいですよ」
「むっ・・フィートまで・・わかった・・」
腑に落ちないながらも再び準備室に戻るシトゥラ・・
スクイードにはその後ろ姿にもう一人のシトゥラが見えたような気がした
「・・ねっ?」
「ああ・・シトゥラは・・シトゥラだ」
その日、熱き青年はまた一つ強くなっていった






・・・因みに・・
「だ・・大事なところなんだから塗り薬でいいのかよ!?」
「わ・・わかんないけど・・」
団長室ではすったもんだの状態・・
クロムウェルとタイム、もはやシトゥラのことなど知ったことかで二人ともすっかりと忘れている
「こうなったら治癒魔法だ!」
「わ・・わかったわ・・」
自分でつけて噛み傷の箇所に手を当て、ヒールの魔法を発動させる
タイムも騎士として高いレベルで安定した実力を持ち治癒魔法もお手の物
ただこうした魔法は体力の消耗が激しいので頻繁に使用できないので
普段から使用しないタイムにとっては道具による治療のほうが得意だったりする
「・・お・・おお〜、傷が治っていく〜」
治癒光により中々塞がらなかった傷が徐々に治っていく
・・だが・・

ムク・・ムクムク・・

それに反応するかの如く力強く天に向かいそそりだつ息子・・
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「クロの・・馬鹿!治った途端にそれなの!」
「違う!治癒光の影響だ!俺は何もいかがわしいことを考えていなぁぁぁぁぁぁぁぁい!!」
結局ドタバタ劇は夜まで続き知らない間にシトゥラが元に戻っていたとさ


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