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おまけ  「HOLY・・」


リュートがシウォング王ライの屋敷を旅立ち数ヶ月
二人は無事に師ミョルキルの家に戻ることができた
道中数々の出来事があり時として銃の火が吹くこともあったがそれも過ぎてしまえば
笑える思い出・・。

工房に戻ってもミョルキルはぶっきらぼうに報告第一・・。
擬似生命体のフィアラル、シャンとおそろいの指輪、そして『魂応器』。
それらを見てミョルキルは含み笑いをして合格の一声
そして伝えられる真実にリュートはさぞ絶叫したんだとか。

・・・・そしてその真実が現実になる日がきた・・
「さて、内装関係も充実した。後は看板をつけるだけだ」
小さな街の一角、決して広くはないが表通りに作られた鍛冶工房・・
その前で仮面をつけた銀髪の青年が仕上がりを確認している
「ありがとうございます、ロカルノさん。立派ですね・・」
青年・・ロカルノの隣で目を輝かせているリュート。
セシルがいる街で店を開く事に絶叫もしたのだがいざ店が出来あがるとなると
やはり嬉しさで一杯のようだ
「私が選んだ大工を用意したのだからな。
おまけに頭領はクラークだ。どこにも抜かりはあるまい」
建設設計までもそつなくこなすロカルノがわざわざリュートのために手をまわしてくれたのだ
「お〜い、店主さん。こんなもんでいいか?」
屋根から軽々と飛び降りてくる大工姿のクラーク
「あっ!はい!立派過ぎるくらいですよ。
でもクラークさんがあの『紫電雪花』の持ち主だったんですねぇ」
以前リュートは女剣士クローディアに刀の修復を依頼されたことがあるのだ
「ああっ、クローディアが態々ばあさんところまで行ってくれたみたいだったからな。
でもすまねぇな。後から聞いたんだが首に刃を立てられたんだって?」
「いえいえ、それほど大事な物だったんでしょう。おかげで気合いも入りましたし」
笑いながらそう言うリュート。
そこへ・・
「頭領!看板もってきましたぜ!」
大きめの看板を持って歩くは二人のゴロツキ
「おう、すまないな。セシルの命令だと仕方ないだろうけど・・」
「まぁセシルが関わったっていうのは気に入らないですが、良い金になりますんで・・」
「欠陥さえみつからなければ・・だがな」
「それは大丈夫だよ。俺がチェックした。お前等見こみあるぜ?いっそ大工になったらどうだ?」
いつも周りにそう言われているクラークが他人に進めている
「そうですね・・。色々考えてみやす・・ではっ、俺達はこれで」
「ありがとうございます!ゴロツキさん!」
「おう!お前もがんばんな!!」
そう言うと傷物のついた顔をほころばせて男たちは去っていった
「ゴロツキさんって・・・。まぁいいや。どんな感じに仕上がったかな?」
看板のシーツを捲ると立派に彫られた武器防具の絵と鷲の顔、
そして『HOLY ORDERS』と字で掲げている
「・・聖騎士達・・か。いいのか?あいつもそうだったんだからな」
「まぁ、聖騎士様が使えるような物と「聖なる依頼」ってなことで清い仕事ができるために
二人で屋号と考えました。・・・セシルさん、聖騎士だったんですか?」
「・・昔、な」
「今は正しく狂戦士だけどな♪」
わかってるならクラークさんなんとかしてあげてください
とにかく最後の仕上げとなった看板もクラークが猿のように飛びあがり打ちつけ、
瞬く間に仕上がった・・。
リュートとシャンの店・・『HOLY ORDERS』の完成だ・・。
中は陳列棚こそ少ないがそこそこ洒落たカウンター、それと直結するように鍛冶工房があり
一階部分はほとんど工房がしめている
そして二階が居住スペースで客間から寝室まで一通り揃っている・・
「ざっとこんなもんだな。家財家具はまた持ってくるんだろ?俺達はここまで・・だな」
「はい、どうもありがとうございます!」
深深と頭を下げるリュート、心底嬉しいようで耳がピョコピョコ動いている
そんな彼に笑いながらクラークとロカルノは我が家に戻っていった


「リュート!とりあえずは食料買って来たよ♪」
そんな中にいつもの街娘姿のシャン。
肩には目立たない様に肩当てをしておりそこにフィアラルが止まっている。
・・フィアラルがシャンになついているのを見てミョルキルが意気な計らいで作ったようだ
「シャン、ありがとう。店も一通りできたよ」
「本当だ!・・おめでとう、リュート・・」
「ありがとう・・シャン。これからもよろしくね」
「ええっ、しっかり面倒見てあげるわ♪」
手をつなぎながら二人一緒に新居に入る二人・・。
新たな店ができたことに住民達もわいわいと見ているがその中で一人・・
腰まで届くくらいの金髪の女性・・。
鍛冶工房の位置を確認するかと思いきや含み笑いをしてその場を後にした・・・。


・・・・それより数日。
まだまだ本格的に商いはできないのだが
新居には落ちついてきておりフィアラルの小屋を作ったり。
店に並べるどんな人間でも平均的に使える代物を作ったりと忙しい限りだ
「リュート、一休憩しましょう」
工房の中で一心不乱に鉄を打つリュート・・。そんな彼を工房の片隅に置かれたテーブルで
見ていたシャンが声をかける
「あ・・うん・・そうだね。一息つけようか。」
「ほらっ、顔が煤だらけよ?」
汗と煤にまみれた顔をタオルで拭いてあげるシャン、リュートは何やら申し訳なさそうだ
「なんだか・・、いいもんだね、こういうのも」
「・・そうね。フィアラルもここの生活は楽しい?」
「・・・・」 どこでも一緒・・かな
首をかしげるフィアラル。
幸い今のところセシルの襲撃がないので二人とも新しい生活を満喫している
「ほんと・・、シャンと一緒にこんな暮しになるなんて・・ね」
「私も夢みたいよ。・・君と出会えてよかった・・」
「あ・・・、シャン・・。この間・・エンゲージリングって事を調べたんだけどさ・・あの・・」
「リュート・・」
「今度、綺麗な指輪を作ってシャンにプレゼントするよ・・・・それでシャン・・けっこ・・」

「ごめんくださ〜い!!」

リュートの告白を遮る様に男の声が
「・・あら・・」
「クスッ、話は後ね。でもリュート。指輪があってもなくても一緒よ。私達・・パートナーでしょ?」
「そうだね。わかったよシャン・・」
デレデレな二人、とにかく男が呼んでいるようなので二人で出迎える。
店フロアでその声の主はいた
・・金髪の傭兵姿の少年と銀髪に緋色の瞳の獣人少女が・・
「ディ君!!来てくれたんだ!」
「ええっ、ライさんから店ができた祝いと言って使いにきましたよ」
「ワン!ひさしぶり!!」
「ルナちゃん・・。ここまで遠かったのに・・大丈夫?」
「まぁ、確かに長旅でしたけど馬をつかってきましたので。・・でも立派ですね〜」
内装にディも深々と見渡す
「あはは・・、立派な大工さん達にお願いしたからね。とにかく上がってよ。
まだ商売できる状態でもないんだ」
「おじゃまします!」
和気藹々と中に入る4人、友との再会に全員笑顔だ。
それゆえ入り口の気配には気付かなかったようだ・・。長い髪の人影が・・


「機能的な造りですね。小奇麗ですし・・」
「ええっ、クラークさんとロカルノさんががんばってくれたので」
「・・あのお二人・・、何でもできるんですね・・」
「私達もびっくりよ。特にあのクラークって男、大工姿よ?二人揃って変わっているわ」
笑いながらお茶を入れてくれるシャン、二階の客間はまだ少し散らかっているので
工房のテーブルにておしゃべりをしているのだ
「そういえばフィアラルは?いつもシャンさんの肩に止まっているはずなのに」
「それがね、窓から飛び出してそこら中の鳥と仲良くなっているのよ。
鳴けないくせに変に意思疎通できているらしくて
ここいらの空の生態系のドンって感じかしらね?」
「ははっ、そうだね。あっ、街外れの教会にクラークさん達も住んでますよ?挨拶とかは・・」
「くぅん ちょっと 恐い」
「そっ、そうですね。せっかくですが今回は遠慮しておくということで・・。それで・・被害は・・」
被害というとセシルの事だ
「まだ大丈夫。ロカルノさんに聞いたところ表向きはあいつは気さくな騎士で通っているみたい
なの。だからここが表通りな分あいつも手が出しにくいんだって・・。二人は?」
「わう 大丈夫!」
「気をつけてきましたからね。何とか大丈夫です。それで、ライさんから出店祝いですって。」
鞄から出した封筒、レイハが書いたのか綺麗な文字で出店祝いと書かれている
一国の主が遠国の小さな店の為にこういう事をするのはかなり珍しい
「ああっ、ありがとうございます!」
「いえいえ、対セシル用に活用してくれって笑ってました。」
「あまり笑い事じゃないような・・」
「くぅん・・」 結構人事・・
「とりあえずはゆっくりしてよ。
ここいらクラークさん達のおかげで治安がいいから物価も安定しているんだ。
だから一杯ご馳走できるよ♪」
「まぁ、私の料理だけどね・・」
苦笑いなシャンともあれ、その日は仲良く話をして日が暮れた・・。
途中でフィアラルも帰宅してなおさら話題も盛りあがり4人は再会を喜んだ


その夜
客間を整頓してそこでディとルナは寝ている
リュート達は寝室のダブルベットにて仲良く・・、
流石にディ達がいるので騒がしくできないのだが皆はしゃぎすぎてぐっすり寝ている
その客間の窓のほんの隙間から伝ってくるものが・・

ピキッピキッ・・

氷だ・・、氷が導火線のように壁を走りゆっくりとルナの足元に・・
そこで一反動きが止まったかとおもったら氷は手の形に変化する
そしてルナの足を・・
「がう!!」 
掴むかと思いきや飛び起きたルナが手に噛みつき見事粉砕
「ディ!」
「わかってます、夜に襲ってくるとはセオリーですね!」
飛び起きて得物を手に取る二人・・だが声が震えている

”・・・・フフフ・・ようこそ私の街へ・・”

突如辺りに響く魔性の声・・
「金獅子」の異名を持つ女騎士、そして彼らにとっては「金髪の悪魔」セシルの声だ
姿は見えないところが恐怖を引き立てる
「で・・・でてこい?」
”出て来い・・?違うわ・・貴方達が私のところへくるのよ・・”
そう言うと客間の扉が凍りついていく!
「!!ルナ!この部屋でるよ!」
「ワン!!」
急いで部屋を飛び出るディとルナ、廊下は下の工房の井戸から来たのか氷がびっしりと・・
「す・・すでに乗っ取られている!?」
「セシル どこ!?」
感覚の鋭いルナにも氷が多いために気配が読めない
そこへ
「二人とも!こっちへ!!」
リュートが部屋の扉を開けて急いで招き入れている
シャンは松明をもって氷が近づかない様に
流石に新築したばかりの家で刃物を振り回したくないのだ
「わっ、わかった!!」
急いでリュートの部屋に飛び出す
それと同じに壁にへばりついていた氷が手の形になりディ達へ襲いかかる!
「きゃ・・きゃん!!!」
氷の手は主にルナを標的に・・
ディは何とかそれを払いのけルナを抱きかかえてリュートの部屋にダイブ!
リュート達も急いで扉を閉めた!
「はぁはぁ・・、まさかこんなところから襲ってくるなんて・・」
「ここは大丈夫だよ・・。」
扉を閉めた後部屋をガリガリと引っかく音がするが突き破って入ってこようとはしない
「ここはどうして・・?」
中はセシルの氷はなく守られている感じだ
「あれだよ」
リュートが指差した先は壁にかけられているロカルノの仮面。それが四面にかけられている
「・・・・お守り?」
「ロカルノさんの使い古しらしいわ。
自分の臭いが染みついているからあいつが入って凝れないだろうって・・・。
ほんとに効果はあるようだけど・・」

「「・・・・はぁ・・・」」

あいつは獣だっと改めて思いこむディとルナだった
「まさか二人が泊まった時が襲撃の日になるなんてね・・。どうするリュート?
このまま朝まで乗りきる?仮面がある限り大丈夫みたいだけど・・」
「そうだね・・。朝までここで待機して人通りができたら大丈夫・・・・」

ガッチャァァァン!!

リュート達が安心したかと思いきや窓ガラスが割れてつららが侵入!
ロカルノの仮面に直撃しカランッと音を立てて床に落ちる
”ふふふ・・・これでお邪魔できるわねぇ・・。あいつもいないようだし”
セシルの声が響いたかと思うと窓の割れた隙間から見える金髪・・
「まさか・・結界が!?」
結界と呼べるものなのかは疑問だがとにかくセシルが動き出した
「こうなったら応戦するしかない!リュート君!一気にロカルノさん達のいる教会まで走るよ!
あの人の助けを求めるんだ!」
「わ・・わう!」
「い・・いくわよ!皆!」
得物を手に一気に窓を蹴り飛び立つ
先ほどの金髪はどうやら幻影らしくセシルの気配はない
「いくよ!皆!」
セシルにはすぐばれることは承知で一心不乱へ街外れの教会へ急ぐ・・
そんな4人は少し笑いながら金髪の悪魔は追っていった



暗い野道。
明かりなしでは危険なものだがそこはツワモノ4人、
夜目に慣れてきており間違いなく教会へ進む
「今の所あいつは本格的に仕掛けてこないけれど・・どう?」
「わからない・・、あの女のことだから人並外れた戦法を取るから・・」
「ディ!上!!」
急にルナが叫ぶとともに上から氷の矢の嵐が・・
「わかってます!!」
4人を包む結界を張り矢を凌ぐ!

「・・しばらくねぇ・・ディ君にルナちゃん。それに・・リュート君にシャンちゃんだっけ・・」

闇夜の野道にセシルの声が・・
そして月がさしたと思ったら道の端に生えている木のてっぺんに彼女はいた!
「セ・・・セシル!」
「ほんと、この一月で街に可愛い子が押し寄せて嬉しいわ〜、おかげで楽しみが増えちゃった・・」
ちゃっかりフル装備なセシル。青い戦闘スーツに軽そうな板鎧。
そして目を引く蒼い宝石が埋められたディフェンダーを持ち、
腰に届くくらいの金髪を風に揺らしている
「た・・楽しみって!私達は貴方の玩具じゃないんだから!」
「そうねぇ・・。でも何回か遊ぶと貴方達も楽しくなるわよ♪」
「今度こそ負けない!セシル!覚悟!」
「ディ君〜、はるばるシウォングから何しにきたのかわかんないけど。
鴨がネギを背負ってきたわけね・・」
「く・・少々痛い目を見てもらうよ!」

ドォン!ドォン!!

圧倒的威圧感のセシル、先制にリュートが法皇と女教皇を抜き射撃!
以前は全く効かなかったが、今回は二丁とも強化されている・・!
「甘い!!!!」
襲いかかる銃弾をまた掴み取るセシル
「嘘だ・・、弾速も強化したのに・・」
「ふふふ・・、萌えは不可能を可能にするのよ♪覚悟はいいわね!」
そう言うと一瞬に消えてルナの目の前に飛び出る
まるで空間を瞬時に移動したかのような素早さだ
「セシル!」
とっさに『獣皇鬼・砕刃』を振るがここまで接近されたらかえって不利
見事にかわされてがら空きになった背中に・・
「何時見ても可愛いわね・・」
ツーっと指で背中のラインをなぞる
「キャ・・キャン!」
その感触に絶叫するルナ・・もはや戦意喪失だ
「ルナ!こうなったら!」
「タイマンで勝てるつもり!?ディちゃん!」
「私もいるわよ!ハッ!」
走りながら装着した『魂応器』を棍状態に変え、ディは魔法の大剣を作り出す
「2・・いや3対1ね・・。上等上等・・、活きがいいほど美味しく食べれちゃうものね」
「か・・覚悟するのはお前だ!強姦魔め!」
「しっつれいね〜、私はみんなと仲良くなりたいの♪」
「そんなの手段を選びなさいよ!」
「わかってないわね〜、そんなのつまんないじゃない?」
・・もはや常軌を逸しているセシルさん・・。
クラークの言うとおりな狂戦士だ
「とにかくそんな理由で襲われてたまらない!シャンに指一本触れさせはしない!」
ブリューナクに持ち替え気合い一発魔光弾を撃ち貫く!
ピンポイントで光はセシルに向かう・・が!
「その程度!私には及ばなくってよ!!」
襲い来る光に避けようともせず手をかざし

ゴゴゴゴゴゴ・・・・!!

手で受けとめている・・
「・・・化け物だ・・」
「さぁどうするの?今のレベルじゃ私には勝てなくってよ♪」
「くそ・・屋敷では引き分けだったのに・・」
「確かに普通の調子なら良い勝負だけどねぇ。今私、最高に萌えているの・・。
もはや誰にも止められないわ!」
勝ち誇るセシル、対し三人は彼女に襲われた経験があるので気合が鈍っている

「ほぅ・・止められない・・か」
「じゃあ俺達が止めないと・・なぁ」

絶体絶命のその時に救いの声が・・
「げっ!クラークにロカルノ!!何で!?」
「館の近くでどんぱちが起これば気がつくっての・・。今度はお前が追い込まれる番だな?」
シャツにズボンのラフな姿のクラークが血管浮き出しながら呟く・・。
かなりお怒りのようで丸眼鏡もしていない
「あれほどリュート君達に手を出すなと言っていたのだが・・忘れたわけでもないだろう?」
こちらもラフな格好のロカルノ、仮面を取り素顔での登場だ
「それは・・その・・ええい!こうなったら玉砕よ!クラーク!覚悟!!」
やけくそのセシル、狙いはこの場で一番腕の立つクラーク・・
しかし

ゴン!!

「あらやだ・・マジ・・(ガク!)」
本気なゲンコツにセシル悶絶・・ヘナヘナっと地に倒れた
「やれやれ・・大丈夫か・・?んっ・・君達は・・」
ロカルノがディとルナの存在に気付く
ルナがガクガク震えておりディは尻餅をついていた
「ロカルノさん・・助かりました」
「ディとルナじゃないか!どしたんだ!?」
クラークも驚く深夜の騒動、
ともあれリュート宅は窓が割られたりしたのでクラーク達の館で招くことになった


「すまないな・・、せっかく遠くからリュートの店の祝いにきたのに・・」
館に案内してクラークは申し訳なさそうに珈琲を出す。
「いえ・・、あの・・・セシルは・・」
「地下に封印した・・。空気があまりないから暴れたりもしないだろう」
「「「「・・・・・・」」」」
人間扱いしないロカルノに唖然としながらも納得する4人・・
「まぁこれに懲りてあいつも迂闊に襲わないと思う。」
「・・だといいんですが・・でもクラークさん達、こんな所に住んでいるのですか・・」
以前から我が家に来ている客人の住まいに驚くディ・・
「まぁ、基本的にゃ俺一人で作ったようなもんだからお前達の屋敷には及ばないがな。
あいつらは元気か?」
「ええっ、この間はリュート君達も屋敷に招いて大いに〜・・まぁ賑わいました」
「しかしお互いがお互い知っているって・・」
「「「世間は狭いな・・」」」
クラーク、リュート、ディが苦笑いをしながらつぶやく
「ともかく今晩はここで休んでいってくれ。
後詫びに窒息して気絶したセシルの顔に落書きさせてやるよ」
「そうだな・・。それを教会前に飾っておくか・・」
セシルもセシルならば他の面々もまた・・
恐ろしいことを平然という男二人に誰もが唖然とした・・。

結局セシルの顔に落書きなんて恐ろしいことはできなく事態は丸く収まった。
数日したらディ達も笑顔で街を後にし、さらなる交友を深めることを約束したようだ・・・・・

・・因みに割れたリュート宅の窓やひっかき傷のついた扉はセシルが修理
頭領(クラーク)に駄目出し連発で大いにヘコんでいたとか・・


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