「酒臭は危険なかほり」


森林に囲まれた村ニース
魔物が横行する地だが村民は今日も安心して夜を過ごせるのはこの村を守っている自衛団のおかげで
村民は彼らをとても信頼しておりわざわざその詰め所以外にも家までプレゼントしていたり・・


「・・ふぅ、今日も終わりか・・」
その中の一軒、団長であるアル用として彼が住む家にて当人がベットに腰を下ろす
趣味などが特にないために内装はベットと簡単な机ぐらいだ
他にあるのは壁にかけてある刀ぐらい・・、これは彼の恩師から譲られたもの故に常に大事に扱っている物
持つ事を止めたのだが今でも緊急事態ならばこの刀も持って出る事もあったり
「何々・・クラークさん、ナタリーさんの妹と・・恋仲!?」
手に持つ手紙に仰天するアル、恩師であるクラークからの便りで以前彼が悩み相談として書いた手紙の変通がきたのだ
その中での内容として・・簡単に言うと

”俺も女二人の気持ちに応えているからお前も応えたら?”

っと・・、その内容にアルも唖然と・・
「・・クラークさん・・、変わったなぁ・・」
以前は恋愛感情なんぞや?な恩師が女性二人の気持ちを応えている事に感心するアル・・だが
それを自分の身に置き換えると・・
「う・・ん、僕にマリーやレイブンを両方同じように愛せれるだろうか・・」
二人が仲が良いだけにバランスが崩れるのが怖いアル、まぁ全くの杞憂なのかもしれないのだが
今の環境に満足しているだけにその心配は捨てきれないのだ
「これじゃ・・甲斐性なしって言われても仕方ないか・・」
落ち込むアル・そこへ

コンコン

「アル〜?起きてる〜?」
マリーの声が・・、この時間ともなれば家にやってくる理由は容易に理解できる
「あ・・ああ、開いているよ!」
少し緊張した面持ちで応えるアル、するとマリーは普段着のまま入ってきた。
いつもつけているバンダナもそのままで髪もまだ括ったままだ
「お邪魔します♪」
「あれ・・、どうかしたの?マリー。髪もまだ解いてないし・・」
「あ・・うん、家の整理をしていたから遅くなってね。今日はもういいかと思って・・それよりもこれ!!」
にこやかに取り出したの酒瓶、コップも二つ持ってきている
「え・・お酒?どうしたんだい・・」
「整理していたら見つけちゃってね、秘蔵のお酒だったらしくて適温で保存していたからまだ飲めるみたいなの!一緒に飲みましょう♪」
そういうと是非を聞かずに彼の隣に座るマリー
つまり拒否権無し・・
「酒かぁ・・僕はそんなに飲まないんだけどなぁ・・・」
「あら?そうなの?・・確かにアルがお酒を飲んでいるところなんてそう見ないわね」
「うん、飲むとその後の記憶がなくなるからさ。傭兵時代にはつき合わされていたんだけど・・ね」
「ふぅん、じゃあ久々に飲みましょう♪はい!注いであげる!!」
「あ・・ありがとう。でも・・いいのかい?」
「・・何が?」
アルの問いかけに首をかしげるマリー
「あ・・いや、この時間にマリーがやってくるのっていつも・・そっち系だからさ」
「え・・あ・・アル・・シたいの?」
モジモジするマリー、それにアルはタジタジ
「えっ!あっ!そういうことじゃないんだ!」
「もう♪アルが求めてきたならいつでも相手をしてあげるわよ♪さっ!飲みましょ!」
照れながらアルに酒を注いであげるマリー
しかし

ドボドボ・・!!

照れているだけに量も一気に・・
「うわっ!いきなりこんなにたくさん・・」
「ささっ!飲んで飲んで!!」
「・あ・・わかった・・」
幸せそうなマリーの顔を見ると嫌とは言えず、度数のきつい酒をアルは飲み干して行った

・・・・・
・・・・・
・・・・・

・・しばらくして・・
「アル・・お酒強いんだねぇ・・」
「・・・・」
あっと言う間に酒瓶が空に、しかしアルがグビグビ飲んだことにマリーも驚く
彼女はほろ酔いで良い気分なのだが・・
アルは俯いたまま無口に
「・・アル?ねぇ・・寝ちゃった?」
無反応なアルをゆするマリー
次の瞬間!

ガバッ!

「キャ!!ア・・・アル!?」
急にベットに押し倒された・・、その衝撃で空になった酒瓶やクラークからの手紙などが床に落ちる
「・・マリー・・」
「ど・・どしたの・・?いきなり・・」
普段の彼とは思えない乱暴とも言える行為、それにマリーも驚き心配そうに彼を見つめる
しかし

ビリビリ!!

アルは応えることなく彼女の服を引きちぎった・・、下には質素な白いブラが覗いている
「きゃあ!アル!?」
「マリー・・、良い声を出すじゃないか・・」
「どうしたの?ねぇ?」
「俺が求めるなら抱いてもいいんだろ?たっぷり可愛がってやるよ・・」
「ちょっ・・んんんっ!?」
いつもとはまるで違うアルの口調、そしてマリーの口を塞ぎながらその体を撫で回す
日ごろの仕事で動き回っているだけにしなやかな彼女の体、彼はそれを存分に弄り胸を揉みしごく
「ひゃ・・ああ・・アル・・」
「お前は・・俺の女だ・・黙ってヤらせろ・・」
「どうしたの・・ねぇ・・!?」
アルの豹変ぶりにマリーはパニック状態
そんな彼女の反応にアルは苛立ったのか・・

ギュ!

「ひっ!!」
乳首を思いっきり抓られ彼女は思わず短い悲鳴を上げた
「うるさいぞ。大人しくすれば痛いようにはしないさ・・」
「う・・・アル・・」
「うるさかったらそのバンダナで口をふさいでもいいんだが・・そうなったらお前の可愛い喘ぎ声が聞こえなくなるなぁ」
悪魔な笑みのアル、マリーはそれに怯え
「アルぅ・・」
涙目で彼を見つめる
「ふふっ、その表情・・たまらないな」
対しアルはニヤリと笑いながら彼女の下着の中に手を突っ込んだ

ニチャ・・ニチャ・・

彼女のソコはすでに濡れており手に透明な液体が絡み付いてきた
「・・なんだ、嫌がっていそうでしっかり感じているじゃないか。とんだ淫乱娘だな、マリーは?」
愛液で塗れた手を彼女の頬にこすりつけて笑うアル・・
「だ・・って・・アルが・・キスをする・・から・・」
「ほぅ、舌を絡めるだけでこんな状態になるのか。」
「や・・・だ・・」
「・・ふっ、可愛がってやる・・」

ヌチュ・・ヌチュ・・ヌチュ・・・

悪魔な笑みを浮かべそのままアルは指で刺激し始める・・
「ひゃ・・やぁあぁん・・み・・つめないでぇ・・」
激しく出入りする指に敏感に反応するもしっかりと顔を見られているために恥ずかしく喘がれない
「遠慮するな・・乱れろよ?マリー」
「うぅ・・恥ずかしいよ・・」
「これだけ濡らしておいて今更言う事か・・」
そう言いながらアルは一気にマリーの下着とスカートをずり下ろした
「ひゃ!・・上も・・脱がしてよ・・」
引きちぎった服はそのまま・・ブラも上にずらしただけの格好なのだ・・
「関係ない・・上を着たままでも挿入できるだろ・・?」
「アル・・、怖い・・」
「ふふ・・その表情・・いいぞ・・」
ニヤリと笑いながらマリーのふとももを掴み股を広げさせた。
そして自分の愚息を取り出しおもむろに添える・・
「ひ・・」
「いくぞ・・良い声で鳴いてくれよ・・」

ズプゥ!

「ひゃああ!! あん!いきなり・・そんなぁ!」
「初めてでもないだろう!?ほらほら!もっと鳴け!!」

パン!パン!!パン!!パン!!

怒涛の攻めを見せるアル、順序もクソもなくただただ彼女を犯している
「ひっ!あっ!ああ!やぁ!もっと・・ゆっくりぃ!!」
「駄目だ!こっちの方が燃えるだろ!?」
「そ・・んな・・!んんっ!!うひゃ・・!!はぁはぁ・・」

パン!パン!パン!パン!

尚も続く攻め、次第にマリーの喘ぎは艶やかさを増していき
「はぁ!あん!気持ち良い・・いいのぉ!」
「ははっ!淫乱だなぁ!マリー!」
「私・・淫乱・・なの、もっと・・もっと突いてぇ!!」
「ああっ!存分に犯してやる!」
その途端にスパートに入りグチョグチョとした水音は大きさをさらに増していく
「ひゃ!あん!ああん!イク・・!!イクゥ!!!」
シートを握り絶頂を迎えようとするマリー
「ようし・・中に欲しいか!?」
「は・・はい!中に・・中に出して!精子が欲しいのぉ!」
「良く言った!たっぷり出すぞ!」

ドピュ!!

「ひゃあああああああああ・・・!!」
射精とともに絶頂を迎えるマリー、体を震わしながら彼の精液を体内で受け止める・・
「ふふ・・可愛いぜ・・マリー」
アルはそんなマリーを見つめながらベットに倒れた
「はぁ・・はぁ・・アル・・?」
絶頂の余韻に浸るマリー、秘部から白い液体がゴプッと音を鳴らしている
「・・・すぅ・・すぅ・・」
「ね・・ているの?」
すでに寝息を立てているアルに唖然とするマリー
「・・アル・・酔うと・・こうなっちゃうの・・?」
「う・・ううん・・マリー・・」
「・・・もう、変な人・・」
少し笑いながらアルの頬を抓りマリーは微笑む
そのまま彼の腕にしがみつき彼女もまた眠りについた
体内の生暖かい精液の感触が心地よく彼女は幸せな気分だった


・・翌日の夜・・

「アル・・」
今宵もアルの家にやってくる女性陣、今日は・・
「レイブン、どうしたんだい?」
「・・お酒を買ってきましたので・・一緒に飲みませんか?」
「え・・?あ・・昨日マリーと飲んで二日酔いが酷かったから・・勘弁してほしいんだけど・・」
「いえっ・・是が・・非でも・・」
にじり寄ってくるレイブン、その表情は何かを期待しているようだ
「レ・・レイブン、何かあるの?何だかわかんなけどマリーも今朝は妙に機嫌よかったし・・」
「何もありませんよ・・さぁ・・」
「わ・・わかった・・よ」

・・今宵も彼の家からは女性の激しい喘ぎ声が漏れた・・


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