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「ある朝のまどろみに」



薄暗い部屋の中で二人の男女がベットの中で寝息を立てている

時は早朝、そろそろ日が昇っても良い時間になったのだが生憎とその日は朝からの雨

外では雨音がシトシトと聞こえてきておりそのために窓から差し込む光は弱い物となっている

それが室内を薄暗くさせ二人の目覚めを妨げている

部屋には実に質素な物しか置かれておらずベットの枕元に置かれている仮面の騎士のぬいぐるみとそれがつけているのと同じ形の仮面が並んでいた

男は鍛え抜かれた体を持つ銀髪の美青年、育ちがいいのか姿勢を正したまま静かに寝息を立てている

女は紫のウェーブがかった髪を持つ美女、世の男が欲情する事間違いなしの白く美しい体を持ち、

隣で寝ている男の手を握り絞めながら寄り添うように寝息を立てている

男女は言うまでもなくロカルノとアミル、同じベットで寝ているという事は当然双方裸

昨夜はロカルノがアミルの部屋にやってきて肌を交えたのだ

この二人の関係はちょっとは複雑、恋人に似ており主従関係にも似ている

ロカルノにはちゃんとした(?)恋人がいるのだがアミルはそれでもいいから・・っと彼に伝え今の関係になった

だが館の面々からはセシルよりもアミルの方がお似合いだと言う意見も多かったりするのだが

それにはアミルが顔を真っ赤にしながら否定しておりその動向に注目が集まっている


「・・・ん・・・ん・・」


そんな中ゆっくりと目を開けるアミル、

しばらく眠たそうに目を擦りながらも隣にロカルノが寝ている事に気付き驚きながらも静かに微笑んだ

「ロカルノさん・・♪」

嬉しさに思わず彼の手を握り締めるアミル・・

いつもは彼女よりもロカルノの方が起床が早い、

そのまま朝の訓練に向うからであり二人が体を交えた次の朝は必ずと言って良いほどアミルはいつも一人で目覚め

ベットに残された彼の温もりを探すようにまどろみ続ける

しかし今日は生憎の雨・・否、彼女にとっては幸福の雨

朝の訓練が中止という事でいつもよりも長く寝続け、自分の隣にいてくれるロカルノに対しアミルの心は舞い上がる

「ん・・」

そんな中ロカルノは静かに寝返りをうち体を横にしてアミルの方を向いた

いつもは仮面を身に着け凛々しい彼だがその寝顔は実に穏やかでありアミルの鼓動を速めさせた

普段見せない一面ほど女を興奮させるものはない

「・・ロカルノ・・さん・・」

胸の高鳴りを抑えロカルノの胸に寄り添おうとした瞬間・・

「・・・えっ・・?」

彼女の腰付近に固い物が当たる事に気付き彼女はゆっくりとシーツを捲った

見ればそこにはギンギンに勃っている彼のモノが・・、流石にここまでは見目麗しくなく中々に衝撃的な姿をしているのだが

愛する男ならばそれもまた愛おしい、しかし状況が状況・・それを見たアミルは頭の中がパニックになった

「え・・あ・・ロカルノさん・・なんで・・?」

男性経験が乏しい竜娘アミル、男の朝の生理現象などわかるはずもなく何故朝からそんなに元気なのか全くわからない

「寝ている間に・・欲情したのですか?ロカルノさん・・」

問いかけても本人は寝息を立てるだけ、困惑する彼女だがロカルノのソレが目に入る度に体は徐々に熱くなっている

「あ・・朝からですけど・・ロカルノさんが求めてくださるなら・・私は・・いいですよ・・」

その生理現象は寝ながらも自分を求めてくれていると勘違いしたアミル

意を決しながら自分の大切な処に手を触れる

「・・あ・・濡れて・・いない・」

性行為を行うには自分のそこは潤っていなければならない、

いつも彼にそれをお願いしているのだが今は彼は眠っている・・

しばし悩んだ彼女だが・・

「・・ぅん・・」

頬を染めながら握っていた彼の手を自分の胸に押し当てもう一つの手でソコを弄り出す

愛しい人の目の前で大胆にも自慰を始めるアミル、これも全ては元気になったロカルノに応えるため

「っ・・・ぁ・・なんで・・すごい・・感じる!」

彼がこの部屋に来てくれない時は実は自分で慰めていたアミル、

それ故にそうした行為にはある程度慣れがあるのだが今まで行った自慰とは比べ物にならないほど感じる事に驚く

彼を目の前に破廉恥な行為をしている事に興奮しているのだ

「ぃや・・指・・止まらない・・こんな姿・・見られたら・・軽蔑されて・・しまうのに・・」

彼に応えるためとは言えその目の前で自慰をするという事に罪悪感を感じている真面目娘

勘違いから始まった行為には完全に欲情の火がつきアミルの体を快感が突き抜ける

すでにそこからはトロトロした液体が溢れてきておりそれがさらに彼女を興奮させる

「んんっ・・ふぅ・・っぁ!・・きもち・・ぃぃ・・」

秘部をまさぐる細い指、その動きが徐々に速くなり肉芽も触りだす

行為に夢中なアミルはすでに十二分にそこが潤っているにも関わらず止める気配はない

艶のある息使いでさらに自分の攻め続ける

「んんっ!・・んぁ・・ぃやぁ・・きちゃう・・」

瞳は潤み、恍惚とした表情でロカルノを見て喘ぐアミル

普段は清楚の代名詞のような女性が乱れる姿は美しく、卑猥に見えてしまう

「んぁ・・んっ・・んっ!」

次第に高まっていく体、自分はなんてはしたない女だろうと頭の片隅で思うのだがそれも一瞬

次々とわき上がる快感が彼女の思考回路を麻痺させる

「ふぅ・・ふぅ・・ロカルノ・・さ・・んっ!!んんぁ!」

彼の寝顔を見つめながら体を痙攣させるアミル、とうとうイってしまったらしい

それでもいつもよりも声を抑えているのはやはり今が朝だから

雨音が響いているのだが彼女は自分の嬌声が大きい事を自覚している、

だが本番ともなると押し寄せる快楽、一番愛しい男に抱かれるという温かみにそれを抑える事ができずついつい喘いでしまうのだ

しかし、流石に朝からこんな淫らな事をしていると思われたくない事に加え

目の前で男が眠っている事に気を使い精一杯声を抑える

だが結果としてはその我慢がさらに彼女に快感を与えていたりもする

「いやだ・・私・・自慰だけでイっている・・」

ようやく我に帰り自己嫌悪、しかし体の火照りは待ってはくれない

イったばかりなのにロカルノを求め出す体・・アミルはもう我慢ができなかった

「ロカルノさん・・失礼します・・」

彼のモノを鎮めようと上向きに寝かしその上に馬乗りになる

ただ単に朝起ちを鎮めようとするならばキルケ辺りならば悪戯混じりに口淫で相手をする、

しかしアミルに至っては男性器を舐めて口に含み愛するなどという行為など知るはずもなく自分でそれを思いつくわけもない

加えて彼女自身は寝ながらも自分のせいで彼の体が反応していると勘違いしておりそれに応えようと見切り発車

おまけに膣を濡らすために始めた自慰のせいで完全に発情してしまいこのまま堪える事はできない

それゆえに本番を行うのに躊躇いはなく、元気で逞しいロカルノの肉棒を手で添え自分の濡れきったソコに当てがった

「ん・・っ!・・んんぁ・・!っぁ!!」

自分で挿入するなどした事がないが故にぎこちない手つきで腰を下ろしていく

ズブッと淫らな音を奏でながらゆっくりと腰を下ろしロカルノの肉棒は全てアミルに飲み込まれ結合完了

ゆっくりと自分の中に入ってくる感覚にアミルは今までにない快感を感じ出す

「はぁ・・すごい・・、中が・・一杯・・」

実は始めての騎乗位、下から突き上げまるで楔を打たれたかのような感覚にアミルは夢中になる

いつもは正常位で優しく、かつ濃密に交わっていた二人・・

だがこの時彼女は初めて激しく、メチャクチャに犯して欲しいという願望に目覚めた

全てはロカルノに対する想い、そして彼に悦んでほしいと燃え上げる自らの欲望

「ふぅ・・ん!ひゃ・・あぁ!!」

彼を迎え入れてたまま腰を振り出すアミル、相当感じているのか口から涎を垂らしながら喘いでいる

「ん・・むぅ・・ア、アミル・・」

流石に挿入されて動き出しては眠っているロカルノも目を醒ます

普段勤めて冷静沈着な彼だが流石にこの光景には驚きを隠せないようで目を丸くしている

「ロカルノさ・・ん!」

潤んだ瞳でロカルノを見つめるアミル、しかし腰の動きを止めることはできない

「・・・、我慢できなかったのか?」

「はっ、はい・・ロカルノさん・・気持ち良い・・ですか?」

「あぁ、朝からこれは実に刺激的だ」

目を醒めるとおしとやかな彼女が発熱したかのように頬を染め自分のモノを挿れて淫らに腰を振っているのだ、

刺激どころの話ではないのだが流石にロカルノ、状況を把握しつつ冷静さを取り戻す

「ふぅ・・ぁ・・ダメ・・気持ちよすぎて・・声・・抑えられない・・」

「この雨だ、そう気付きはせん・・それよりも折角なんだ・・このままアミルの思うまま動くといい」

「えっ・・、あ・・私・・腰を・・?」

自分が腰を動かして快感を貪っている事にようやく気付く、

途端に顔に火が付き勝手に目に涙がたまるのだがその反応をロカルノはどこか楽しそうに見つめる

「あぁ・・私が快感を与えるのは容易い。だからアミルが私に快感をくれ・・、乱れる姿をじっくり見てやる」

「ひぅ!は・・・はい・・!淫らな私を・・見てください・・!」

恍惚とした表情のまま腰を振り彼に刺激を与えるアミル・・、膣内ではグチュグチュと音を立てて二人の肉が擦れあう

「いつもより感じているようだな、朝交わった方がいいのか?」

「わかりま・・せん!でも・・すごく・・いい・・!」

腰の動きは最高潮、おしとやかな彼女が自らここまで快感をむさぼる姿はとても淫らであり美しくもある

「んんっ!んんっ!んぁぁ!だ・・めぇ・・声・・でちゃう!」

快感とともに彼女の声が大きくなる、本人としては抑えたい事なのだがどうしてもそれができない

「構うな・・私はアミルの喘ぐ声が聞きたい」

意地の悪い笑みを浮かべるロカルノ、彼もアミルの声が大きい事を十分承知している

しかし我を忘れて喘ぐその姿を彼は気に入っており時よりこんな事を言い出す

冷静そうに見えて中々良い性格をしているのかもしれない・・

「はぁん!は・・い!っあん!・・あっ!あっ!」

我慢するのを止め、感情をむき出し喘ぎだす。

ロカルノにしか見せない淫らな姿、頭の中を真っ白にさせてただ愛しい人との交わりに全てをさらけ出している

「くっ・・流石に持たないか・・」

「ロカルノさん!私も・・イキそうで・・すぅ!」

「・・合わせる、存分に絶頂を迎えろ」

「は・・はい、ひぅ・・はぁ!・・や!・・やぁ!止まらないぃ!!」

激しく腰を動かせロカルノの物を暴れさせるアミル

結合部の水音は凄まじくその周囲はアミルの愛液でベトベトになっている

「ああ!だめぇ!イク・・私・・イキます!!!」

「アミル・・くっ・・!」

二人の呼吸があったまさにその瞬間・・


ビクゥ!!!


勢いよく発射される精・・、アミルの膣に注ぎ込まれそれと同時にアミルも絶頂を迎える

「んんんぁ・・!!!」

騎乗位のままロカルノの腹に手を添え精を受け止めるアミル、

体を震えさせ息を切らせながらも胎内にぬくもりが満たされる感覚に酔いしれながら息を整えた

「いつもより・・多く出たな・・」

「はぁ、はぁ・・は・・い・・」

汗ばんだ体のまま静かに微笑み、細い下腹部を優しく撫でる

彼女のさすったそこにはロカルノの性が熱を帯びながら流れている

「良かったか・・?」

「はい、とても・・。・・ぁん」

アミルはゆっくりと彼のモノを解放しつつそのまま倒れ込むように彼の胸に頬寄せた

逞しい胸板、そこに耳を添えて彼の鼓動を感じる事・・肌を合わせる時アミルはこの瞬間に幸福を感じる

「そうか・・朝からがんばったかいがあったな。こうした事は奴の方が手慣れている」

軽く笑いロカルノ、朝からの交わりはセシルが求めても中々しないロカルノ、

元々は朝からその行為をするのは余り好ましいと思っていないらしい。それに対しクラークはまた別・・

三人で川の字になって眠ることも少なくないだけにいつでも求められている

「いえ、ロカルノさんこそ・・朝から抱いていただいて・・ありがとうございました」

淫らさは絶頂と共に消えてそこにいるのは清楚な美女、全裸ながらも彼を抱きしめ礼を言う

「ふっ・・まさかアミルが寝ている間にこんな事をするとは思わなかったがな」

「・・え・・?」

「・・んっ?どうした?」

「あ、あの・・ロカルノさん・・寝ながら・・私を抱きたいと反応をしていたのでは・・?」

「反応・・?何のことだ?」

「ですから・・その・・これの・・事・・で・・」

頬を染めながらまだ半分元気なロカルノのソレをスッと撫でるアミル、

だがそれにロカルノは目を見開いて驚いている

「・・、アミル・・それは生理現象だ」

「生理・・現象?」

「健康な成人男性は朝になるとこうなるんだ、別にアミルに欲情していたわけじゃない」

「じゃ・・じゃあ私は・・!」

「・・私はてっきりアミルが我慢できなくなって寝ている間に体を重ねたのだと思っていたようだが・・」

「私・・・私・・」

勘違いのために彼の目の前で自慰までして求めたことに頭がパニック状態になっているアミル・・

だがそんな彼女の心情を察してかロカルノは彼女の唇を静かに奪った

「んむっ!?ん・・・んん・・」

「アミル、動機はどうでもいい。体を重ね温もりを感じる・・それでいいだろう?」

「は・・はい・・」

いつになく甘い口づけ、それに彼女の心は急速に安定していき・・虜にされてしまう

「それでいい、さぁ・・そろそろ朝食の時間だ。準備に行こう」

「はい、あの・・ロカルノさん・・?」

「ん?まだ何かあるのか・・?」

「は、はい・・。あの・・でしたら・・目が覚めたのは・・体を重ねてから・・でしょうか?」

「そうだな、妙に締め付ける感覚に目が覚めた」

「それより前の事は!?」

「さぁな、久々に熟睡をしてしまったからわからん」

「・・そうですかぁ・・」

ホッと胸をなで下ろすアミル、勘違いだけでは治まらず自慰までしていた事を知られては一大事と気が気でなかったらしい

「ふっ・・それと・・アミル」

「はい?」

「よかったぞ?」

ニヤリと笑い彼女の頭を撫でてやる・・それだけで彼女の顔は真っ赤に染まり硬直してしまうのであった


・・・・・・


「それで・・朝から相手か。お前もがんばるなぁ・・」


その日は一日中雨となりそうで同じく暇となったクラーク、

朝食後は外にも出ずに談笑室にて朝起こった事を何気に話すロカルノ

っというのもいつもよりもロカルノが起きるのが遅い事をクラークに気づかれていたからだ

「朝立ちを知らないんですかぁ〜、アミルさんも知識に偏ってますね♪」

それを聞いているのはクラークだけにあらず、何気にキルケも食後の珈琲を用意しながらロカルノの話にのめり込んでいる

「男に取っては当たり前の現象だ・・だが女がそれを知るには実際男と朝を迎えなければならない場合が多い。

よくよく考えたら私はいつもアミルが起きるよりも速く起きるからな・・知らないのも無理はない」

「確かに・・朝立ち初体験だと誤解する事ってあるしなぁ・・」

苦笑いするクラーク、かく言う彼も昔そんな体験があったりもするのだが

キルケはもちろん、クローディアさえその事実を知る事はない。

全ては彼の心の中・・今は亡き女性との一時の夢・・

「それで・・恥ずかしくて自室に篭もっているんですかぁ・・」

あれ以降自分の行った行為がたまらなく恥ずかしくなり毎度のごとく引きこもり現象に突入したアミル

朝食もキルケが持って行ったのだがロカルノの人形を抱きしめながら心ここにあらずな状態が続いていたとか・・

「まぁ自室に篭もるのはいつもの事だ。後で声をかけにいくさ・・今日は外には出られそうにもないしな」

やれやれとため息をつく、雨音は激しさを増しこの地方では珍しく豪雨となった

「・・それで、お前の事だ・・寝坊するのにも訳があったんだろう?」

「ん・・?ああ・・夜中にアミルの事を考えていた」

「アミルさんの・・?セシルさんじゃなくて?」

「キルケ、アミルの相手をしている時ぐらいセシルの事なんぞ忘れるさ」

それが本当に恋人に対して投げかける言葉なのか・・っと思うところなのだが不思議と納得してしまうクラーク&キルケ

日頃の行いは本当、大切である

「お前がアミルを・・なぁ、セシル捨てる覚悟でも決めたのか?」

「ふっ、あの女を捨てる事なんぞ私にできるはずもあるまい」

軽いため息とともにそう言ってのけるロカルノ、周囲から捨てる事を勧められても聞き入れなかっただけにその意志は固そうだ

最も、捨てるというカードをちらつかせセシルを矯正していたりもするのだが・・

「ロカルノさん・・セシルさんの事そんなに・・」

「世話が焼けるが・・な」

なんだかんだでセシルを恋人と認めている・・それに対しクラークは彼の感性がますます理解できなくなったとか・・

「じゃあ・・もしかして・・アミルを・・」

「クラーク、あれだけ献身的に自分を思ってくれる女性を捨てられるか?」

「まぁ無理だな」

「そういう事だ。・・まぁ、アミルが私を想い私もそれに応えた以上・・今の状態のままにしておくのも気が引けてな」

竜と人の寿命には違いがありすぎる。姿は似せても寿命は似せられない・・

それはアミルが今の幸せがほんと一握りの物でしかないと言うことを意味している

「そうですよね・・このままだとアミルさん、ロカルノさんが死んだ後もずっとロカルノさんを想い続けて生きていきそうですし・・」

「アミルの場合間違いあるまい、私に対する想いを燻らせて生き続ける傍らさっさと朽ち果てるのもな」

「・・もてる男は辛いってか?」

「ふっ、お前と違ってこちらは二人とも一癖あるものでな・・。

ともあれ、セシルを捨てる気もなければアミルに寂しい想いをさせるつもりもない・・それが私の考えだ」

「ならせめて私達みたいな関係になればいいんでしょうけど・・ねぇ」

「お前達の関係は特別過ぎる、第一セシルは独占欲が強くてアミルは自分がセシルよりもでしゃばる身ではないと一歩引く

二人が対等に一人の男を愛するような姿勢になるにはまだまだ難しい」

軽くため息をつくロカルノ・・

「そうだよなぁ・・。まぁお前の事だ・・万事うまくやってみせるんだろう?」

「根拠のない期待だな・・」

「ロカルノさんに解決できない事なんてないですよ!がんばって!」

「・・やれやれ、そうとまで言われれば結果を出さないわけにもいかないな

・・とりあえずは硬直しているアミルをほぐしてくる・・・よくわからんがよほどショックだったようだしな」

勘違いで恋人の目の前で自慰をし感じてイッた事実は流石の彼も知らない

それ故に自分から求めた事に対して恥ずかしく思っているのだとロカルノは思っていたりする


「・・あいつも大変だよなぁ・・」

「まぁまぁ、うまく行きますよ♪なんたってロカルノさんなんですから!」

「・・だな、アミルが気兼ねなくロカルノに寄り添う姿に期待するか」

のほほんと言いながらロカルノの背を目で追うクラーク

天才肌の男もこの問題の解決にはまだ決めの一手が見つからないようであった
   

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