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「クローディアな一日」


肌寒い季節を迎えてきたプラハ

その町外れにあるユトレヒト隊の館は季節が変化しようとも

やっていることは普段とさほど変わりが無く
今日ものんびりとした生活が始まる

 

「・・ん・・」

 

まだ夜も明けない早朝、

人肌の温もりに包まれてクローディアは静かに目を醒ます

そこはクラークの部屋、ベッドで彼とともに夜を明かし当然の事ながら双方全裸

昨晩、激しく愛し合ったままそのまま眠りについたのだ

本来ならば行儀をきちんとしているクローディアだが男と女の交わりにはそれが野暮だという事は理解しており

産まれたままの姿で幸せそうに眠りについていた

 

「・・・ふぁぁ・・、兄上・・♪」

 

実は朝はそんなに強くないクローディア、

だがそれでも朝の訓練というものは大切であるが故に習慣的に定時に目を醒ます

珍しくクラークはまだ眠っておりそんな彼にクローディアは優しく抱きついた

ほどよい大きさで形の良い乳房が彼の逞しい筋肉に押しつぶされ彼の胸板に頬寄せる

伝わぬ温もり・・早朝の静寂の中でただただ兄に触れその暖かさを感じる

それだけで彼女は幸せである

同じシーツの中で寝ぼけ眼なまま彼女はしばしクラークと触れ悦に浸るのだが・・

基本的には朝はクラークの方が早い

「・・ん・・?もう、朝か・・」

体内時計が優れているのか、クローディアに抱きしめられたままクラークは不意に目を醒ました

「兄上・・おはようございます」

「おう、おはよう」

自分に抱きついて声をかける妹にクラークも微笑んで返す

隻眼の女剣士、いつも冷静沈着で中性的な雰囲気すら漂わせるクローディアであるのだが

今自分に微笑む姿は正しく恋する乙女のソレであり

右目は塞がっていれどもその幸せに満ちた眼差しはクラークの心を刺激する

「兄上・・♪」

半身起こした彼に尚もクローディアは抱きついてくる

普段の彼女からしては珍しいぐらい素直な甘えにクラークはその頭を軽く撫でてやる

「どうしたんだ?何か良いことでもあったような感じじゃないか?」

「いえ・・ただこうしていられるだけで・・私は幸せです」

男冥利に尽きる言葉、それにクラークの体は思わず反応をしてしまう

盛り上がったソレはクローディアの臍当たりを突き彼女は思わず頬を赤らめた

「あ、兄上・・♪昨日あれだけ愛してくださったのに・・また・・してくれるのですか?」

「あ〜、すまん。お前の言葉にグッときた」

嬉し恥ずかしながらも嫌がる素振りは全くないクローディア、

寧ろそそり立った肉棒を愛おしそうに指で撫でだしている

「兄上・・わ、私は・・いいですよ?」

っというかもう我慢できないと顔で語っている。

しかしながら昨夜はかなり燃え上がっており、それはそれは沢山注がれたのだが

それでも夜が明けるとリセット、体は最愛の男を欲している

元々赤貧生活の後も剣士としての生き方を選んだ彼女、

剣の上達については貪欲なれども基本的には禁欲的な生活を送ってきた

 

・・それ故に高望みはせず、クラークに想いを伝えるのもできなかったのではあるのだが・・

 

しかし今の彼女は違う

キルケのおかげ・・っとでも言うのか、

性欲に対しては幾分オープンになっており素直に兄が欲しいと伝えるようになった

・・まぁ、生活習慣としての禁欲は相も変わらずであり質素さがよく似合っているのだが・・

「ん〜、まぁ・・もうすぐ訓練だし。また今晩・・な?」

「は、はい・・。すみません、我が侭を言って・・」

兄の冷静な言葉に自分はなんてはしたない女だろうと慌て出す・・

しかしそんな彼女の様子にクラークは微笑みふと彼女の唇を奪った

「俺も、お前と同じ気持ちだ。我が侭なんかじゃないさ・・続きはまた・・な?」

「・・はい・・」

クラークの言葉にクローディアは胸一杯になり静かに頷くのだった

 

 

・・・・・・・・・

 

 

強制という訳ではないのだがユトレヒト隊は早朝から訓練を行っている。

参加者はクラーク、クローディア、ロカルノの三名がもっぱら・・

自主参加故にわざわざ他の面々を誘うような事はしない

そうとは言えども他に参加するとなればセシルぐらいなものなのだが彼女にはその時間帯はまだ早く

ロカルノが起きてもまるで気がつかないというダメ女っぷりを見せている

キルケも訓練をつけてもらっているのだが早朝より祈祷を行っているがために朝は参加しないと決めているらしい

メルフィは当然論外、

最後に残ったアミルは訓練する必要もないために朝食の仕込みを担当しており

愛する男のために鼻歌を歌いながらパンを焼いている

 

 

「・・スッ・・破!」

 

 

「・・むっ!」

 

 

訓練用にとリュートに頼んだ刃を潰した得物で対峙するクローディアとロカルノ

刀と槍は本物と瓜二つであり重さまで全く同じ。

余りにも出来が良いために刃の根元に『偽物』という印が付けられている

館の庭、日が少し昇り清い空気が包まれる中で稽古着のクローディアは真剣にロカルノと稽古を付ける

3人しかいないために相手は自ずと決まってくるのだが彼女はクラークと手合わせする機会が多い

同じ流派の剣術を扱う分自身の剣を磨くのにはちょうどいいのだ

しかし、それだけでは自分のためにはならない。

刀で挑むにはやや不利な槍を使うロカルノにも定期的に挑んではいる

「・・むん!」

鋭い突きを連続して放つロカルノ、刺突攻撃こそが槍の本領

駆ける速度は風のようであり斬撃主体のクローディアは中々に切り込めないのだが冷静に彼の突きを捌いていく

その目つきは先ほどまで兄に甘えていた女性のモノではなく正しく剣士のモノ。

隙がなく動作の短い突きの軌道を見切り一歩も退かずにそれを捌いていく

双方一歩も退かぬ攻防、訓練とは言えどもその気迫は実戦に等しい

急所を狙うロカルノの突きは正確、

しかしクローディアの捌きも正確でありその動作はまるで
型でも行っているかのようにも見えた

しかしいつまでもそのままでいる訳でもない、相手の動きを冷静に分析していたクローディア

次に放つロカルノの突きの角度を完璧に把握した瞬間、その体は大きく踏み込んだ!

狙いはドンピシャリ、ロカルノ突きを見事にくぐり抜けその懐に素早く入り込む!

「鋭!」

間髪入れずに刀が走る、ロカルノの懐に目掛けて走るのだが

次の瞬間にそれは空を切る

突きの動作自体が小さいがためにロカルノがすかさず飛び下がったのだ

「・・ふぅ、私の突きを見切られるとは思わなかった。流石はクローディアだな」

軽く息をつき相手を称えるロカルノ、それにクローディアも苦笑を浮かべる

「いえ・・それを回避された以上まだまだです。確実に命中できる間合いでしたが・・」

「私とて意地があるのでな・・」

 

「だが、あのタイミングで踏み込めるは流石だぜ。

相手の動作の見切りはやはりクローディアが一番秀でているな」

 

少し離れたところで観戦していたクラークが彼女を称える

現実、それだけの事をしてのけているのだ

「ありがとうございます、兄上・・。後はもっと鋭く踏み込み、兄上のように強い一撃を放つ事ができれば・・」

「女性ならば力の篭もった一撃は余り勧められない気もするがな・・、まぁ、例外も存在するが・・」

「ありゃ例外じゃなくて違う分類だ」

女ながら怪力を持つといえば当然セシル、だがそれは到底真似のしようがない

「セシルさんの一撃は脅威ですからね。羨ましいものです」

「おいおい、お前にはお前の太刀筋があるんだから気にするなよ。

鋭さで言うならばお前の太刀が俺達の中では一番なんだぜ?」

「兄上・・、ありがとうございます」

 

「やれやれ、日も昇りきっていない内に随分と見せつけてくれるものだな?」

 

「っ!?そ、そんな事は・・」

ロカルノのツッコミに途端に顔を赤らめる

先ほどまでの凛々しき女剣士の顔が見事に形無し、クラークとの話題には相当弱いようだ

「ははは・・、まぁそこは触れるなよ・・そんじゃ次は俺だ!いくぜ、ロカルノ」

「ふっ、いいだろう。まだ時間もあるだろうしな」

そう言い訓練は再開され今度はクラークとロカルノが激突する。

休憩となったクローディアは兄の一挙一動をしっかりと見つめ勉強をするのであった

 

 

・・・・・・・

 

訓練が終わる頃には朝食の準備が完了する

下準備はアミルが行い、祈祷を終わらせたキルケが協力して仕上げるのだ

それ故に基本的にはユトレヒト隊の朝食はパン食が主となり

米食に慣れているクローディアには最初はやや不慣れなところもあったが最近では美味しく頂いている。

っとは言えども礼儀作法がきちっとしているためにパンもゆっくりと噛み味わっている

その隣でバクバク食べているセシルがいる分その姿は非常に綺麗であったり・・

そんなこんなで朝食が終了し一日が始まる

ユトレヒト隊は各自依頼を引き受けてくるために全員が同じ依頼をする機会はあまりない

そのために館では依頼がない者は休息をし、のんびりとするのが普段の光景となっている

そして今日依頼に出掛けるはロカルノとセシル、何気に珍しくなりつつあるコンビだが

この二人が揃えば解決できない事などなく、早く仕事が終わる事は間違いはない

そんな訳で二人の事など気にも留めず各々は優雅な休日へと相成った

 

 

メルフィとミィはお小遣い片手に町に繰り出している、

見た目が幼い二人・・物騒な世の中で危険のように思えるがメルフィは人ではないために全く問題なし・・

 

アミルは庭の農園の作業、手頃な野菜や薬草の栽培作業も手慣れたもので

その規模は徐々に増えている。

土が良いものでありアミルが丁寧に育てているために素人ながらその出来は見事。

収入はあれども自給はしたほうがいいとのことでアミルは本格的に農園の作業を行うようになった

それにロカルノはご褒美とばかりにクラークから聞いた農作業に適した帽子『麦わら帽子』を作ってあげ

アミルはそれを宝物のように扱い水やりを行っている

 

キルケは食材の買い出し・・っとは言え大抵の物は備蓄しているためにさほど大きな買い物にはならない

寧ろ町のお菓子屋等で新しいレシピを盗むのがメインでありたまにこうしてブラブラと町に出掛けるのだ

家庭的とは言えども年頃の女の子、自分の時間という物も当然欲しい

 

そしてクローディアといえば・・

 

「よし・・この樹にするか」

 

「はい、では・・南向きに切り倒しますか」

 

館近くの森の中、クラークとともに稽古着姿のクローディアが・・

手には刃を潰した訓練刀。

それに対してクラークはその体躯には不釣り合いな斧を手に持っている

二人は館で使う薪の調達に森まで足を運んだのだ

一応は最新の機材が揃っており風呂なども水に触れると

熱を帯びる練金石にてお湯を沸かすなど快適な生活を送っている

しかしこれからの時期は暖房という物が必要となりそういうのは情緒がいるというロカルノの意見で

談笑室に薪式の暖炉を作ったのだ。

その燃料として薪は必要でありまた非常時のために薪や炭は用意したほうがいいということで

定期的に樹を切りそれの利用をしている

っとは言えユトレヒト隊だけで使うにはどうしても余ってしまい、

残った分を町の孤児院に寄付をしている

さらには樹を切った分クラークは何気に植林なども行っている

曰く「樹がなくなったら大工は廃業、陸に上がって乾いた河童だ」との事で・・

とりあえず、剣士が言う台詞ではない事には違いはない

 

「・・だな、そんじゃ・・ここらへんかな?」

 

軽く言いながら斧を樹に叩きつけて切り込みを入れる。

流石に斧ともなると使い勝手はよろしくないようで切り込みもやや雑、

まぁそこまで簡単に樹は切れるものではなく今彼がしたのはあくまで樹が倒れる方角を決めるため、

無理に綺麗にしても仕方がないのだ

「では・・参ります」

そしてクローディアは切れ込みの前に立ち、緩やかに抜刀の構えをする

得物は刃がない刀、斧でさえ苦労する堅い樹・・

本来ならば斬れるはずがないのだがクローディアは軽く呼吸を整える

刹那

 

「鋭!!」

 

鋭く走る刀閃、気合いを込めての一刀は太い幹を切断させ、

そびえ立つ樹はゆっくりと傾き倒れるのであった

ただ刃で切るのではそこに溜められた気合い、剣気にて斬る

その技は『斬鉄』

・・鉄をも斬る必殺の一刀、例えそれが刃の潰れた刀であろうとも威力には変わりはない

それがクローディアほどの腕前ともなると当然の結果と言える

「お見事、鋭さは流石だな」

「いえっ・・訓練刀故に少々自信がなかったのですが・・何とか上手くいきました」

「確かに武器じゃないと集中しにくいからな。それでも見事なものさ」

「そんな・・」

倒れた木材もそのままに、兄に褒められる事に照れるクローディア

いつも訓練着姿では無表情に近く剣に打ち込む彼女、

しかし今表情を浮かべるは剣士ではなく女の彼女・・そのギャップがクラークの理性をざっくりと切る

「・・クローディア・・」

「・・えっ?兄上・・?」

突然兄に抱きしめられる事に驚き素っ頓狂は声を上げる

「興奮してきた、朝の続き・・ここでいいか?」

「っ!!?ここで・・ですか!?」

「ああ・・」

「で、でですが、ここは外でベッドもありません!」

慌てに慌てるクローディア、場所はまだ午前の光差し込む森の中・・

こんなところで性交をするなど彼女の純朴な性格からして想像すらできない

「ベッドがなくてもできるだろ?必要なものは揃っているんだから・・」

「で、ですが・・」

「・・嫌か・・?ならいいけど・・」

「・・・、兄上の・・意地悪・・」

頬を染め俯くクローディア、嫌などと言えるはずもない。

シチュエーションに面食らってはいるものの兄が欲しい事には変わりはないのだ

そんな彼女にクラークは優しくキスをして説得完了

事実、彼女は朝から悶々としており夜までは到底我慢できそうにもなかったのだ

「経験さ、たまにはこういうのもいいだろう・・?」

「・・ぅ・・わかりまし・・た。私も、我慢しておりましたし・・」

照れながらそう言う、体はすでに火照りだし喉が徐々に渇いてくる

「クローディア」

そんな妹を抱き寄せてもう一度唇を合わせ・・そのまま彼女の袴を解き下半身を披露させた

道着の下は下着もなく白く細い足がスラっと伸び羞恥に震えている

「・・っ・・兄上・・」

恥ずかしそうにするもすでに歯止めは効かず、刀も捨て兄に体を預ける

「ほらっ、あの木に手を付けて尻をこっちに突き出すんだ」

「はい・・」

言われるがままに近くの木に手を添えて兄に尻を見せる・・

道着もはだけ、サラシが辛うじてそのまま

午前の木漏れ日が差す中、女淫をさらけ出す事に彼女は何もしていないのに濡れだした

「あ・・っと、指でほぐしたいところだけど流石に衛生上良くないか」

「・・え・・?あっ・・それは・・」

兄の気遣いに頬を染める、だが・・

「なら・・こっちだな♪」

そう言いクラークは自分の指を舐めた後にむき出しの肉芽を軽く撫でる

「っ!?んんっ!」

「クローディアは感じやすいからな・・肉芽だけでも十分だろう?」

「ひぃ・・ぁ・・ん・・っあ・・はぅ・・あふ・・兄上・・」

敏感なところを重点的に攻められ息を切らせる、

このシチュエーションがさらに彼女を興奮させ

軽い攻めなのにそこからは密が止めどなく溢れてき、
兄の手を汚していく

「すごいな・・外でするのがそんなにいいのか?」

「っあぁ・・恥ずかしい・・です・・。もう・・」

執拗に続けられる肉芽への愛撫、

周りが外である事も手伝い彼女は一気に高みへと上り詰めたらしい

「欲しいか?」

火がついたように真っ赤な顔のまま頷く、

かく言うクラークももはや我慢の限界彼もこんな時間帯で、

おまけに外で妹を抱くという行為に興奮している

「よし・・挿れるぜ?」

そう言い逞しく伸びた男根を花弁に添え・・

 

「ん・・んぁ・・あぅ・・・・!!」

 

ゆっくりと、その膣に挿っていく

濡れきったクローディアのそこは兄を容易に招き根元までくわえ込んだ

「はぅ・・っあ・・ん・・はいっ・・た・・」

目を閉じて兄を感じる、体の中に入り込んだ兄に体は喜びに震えているようだ

「ぐっ、ああ・・いつもより・・締め付けがきついな・・」

「兄上も・・逞しいです・・っあん!」

恍惚とした表情でそう言われたらクラークも我慢できず、思いをぶつけだす

「あぅ・・っは!んんっ、すご・・!あに・・うえぇ!」

立ったまま・・しかも後ろから犯される感覚に酔うクローディア

膣内では兄が激しく暴れ狂おしい程の快感を伝えてくる

こうなってしまえば歯止めは効かない、

クラークも妹のくびれた腰をがっちりと掴み腰を振り続ける

「ひぁ!ひぅ!ふぅ・・!ふぅ・・!膣内が・・抉れるぅ!」

いつもよりも激しく感じるクローディア、どうする事もできず足はガクガク震えだし

姿勢を維持するために両手で木を押さえつける

顔は項垂れ、甘く激しい吐息が止まらず突かれるたびにその体は快感に震えた

「あっ!あっ・・だ・・め!もう・・たえられま・・せん!あにうえ!」

「あ・・ああ、俺も・・!」

「ひゃぁぁ!きて・・私の・・膣に・・!!出してください・・!」

「く、クローディア!」

一際深く突いた瞬間・・、肉棒からは熱い精が噴き出した

 

「んあぁぁぁぁぁ・・・ああ・・・ああ・・」

 

膣内に兄の精が流れ込む感触に妹は体を弓反りにして絶頂を迎える

体はビクビクと震え、射精の熱を感じ取る

「ふぅ・・ふぅ・・・」

目は虚ろで口からは涎を垂らし、蕩けるような甘い吐息で呼吸を整える

「気持ちよかったぜ・・」

「はい・・私も・・、気持ちよかったです・・。っあん♪」

兄のモノが引き抜かれた瞬間、クローディアは力なくしゃがみこんだ

快感で足に力がはいらないようだ・・

「はぁ・・はぁ・・あん・・足が・・」

息を整えるで精一杯なクローディア、

そんな彼女の股間からは白い液体がゆっくりと溢れ下にあった草木を濡らしていく

「駄目・・溢れない・・で・・」

そう言い指で女淫を押さえるも力が入らないのか指の隙間から白濁液が溢れてくる

「ふぅ、外もいいな・・ってか、大丈夫か?」

「はぃ・・でも、少し・・休ませてください・・」

潤んだ瞳で兄に頼む、一度交わっただけなのだが初めてばかりの行為に快感は相当強かったようであり

息を整えるまでしばし彼女は膝をつきながら休憩を取るのであった

 

 

・・・・・・・

 

 

昼食はその日館にいる者達で支度をする。

っとは言えどもそこまで大層なモノを作る事もなくあくまで軽く済ませるのがユトレヒト隊流

その日は朝焼いたパンでサンドイッチを作りお茶とともに頂いた

調理はキルケが担当でクローディアがその手伝いをするはずであったのだが・・

何から疲れているご様子なのでアミルが手伝いをし、

クローディアはいつもよりもやや多めにサンドイッチを頂くのであった

 

昼食が終われば再び自由時間、メルフィ達はまだ還ってきておらず

館にはキルケ達とアミルのみ

そんな訳で談笑室では和やかな雰囲気のまま午後のお茶を頂くキルケ達の姿が・・

「えっと・・ここを・・こうですか?」

「そうそう、そうです♪アミルさんは手先が器用ですねぇ」

仲良く肩を並べてアミルとキルケは編み物作業へ・・

これからもっと寒くなるという事でアミルがロカルノのためにマフラーを編んでいるのだ

しかしやり方がわかっていてもコツがわからなければ作業ははかどらない

そこでキルケが手伝ってあげているのだ

「・・キルケ、それは・・何なのですか?」

そんな二人の光景を見ながらクローディアが首をかしげる

その膝にはクラークの頭が・・、ソファに横たわり彼の耳掃除をしてあげている。

「えっ、何ってマフラーですよ?クローディアさん知らないのですか?」

「・・え・・ええ。兄上は・・」

「ああっ、大陸の防寒具だよ。首に巻いて寒さを和らげるんだ」

「なるほど・・」

合点が行ったクローディア、貧しき幼少時代を迎えていたが故にそのような物は初めて見るらしい

「東国にはそういうのはないんですか?」

「そうだな・・、寒さを凌ぐなら〜、『どてら』か」

「・・そうですね。後は炬燵ぐらいですか・・」

「あ〜、いいですね〜炬燵♪」

思わず頬が弛むキルケ、体格が体格なだけに寒がりな彼女は炬燵という物がお気に入りで

和室にいる時は猫のように丸くなっていたりする

「出られなくなるところが怖いのですけどね。・・しかし、首に巻くにしてはいささか長くはないですか?」

彼女がそう言うようにすでに作り始めて大分経つのかマフラーはかなりの長さ。

その分だと首どころか肩まで巻けてしまいそうなのだが・・

「あ〜♪クローディアさん、これは一人用じゃないんですよ♪」

「・・一人用では・・ない?」

「つまりはこれで二人で巻くんです。両端で互いの首に巻きその体はぴったりと密着するんですよ♪」

「・・・・」

説明するキルケの隣で無言のまま頬を染めるアミル、

実際そんな事などしたことがないのだが・・やってみたいようだ

「ふぅん・・何だか身動き取りにくそうだな」

そこに無神経男が雰囲気ぶち壊しの一言・・だがクローディアも心の内では同意見だったりする・・

「浪漫ですよ♪あっ、何なら私も作りましょうか!?」

「ん〜、いや、いいや。素肌で暖め合えばいいことだし」

「やだ〜♪クラークさんったらぁ♪」「あ、兄上・・♪」

これまた直球、だが見事にストライクなのがキルケとクローディア

変に着飾らないところがクラークらしさなのである

「ふふっ、ここは暖かくていいですね・・」

「毎度の事ながらな。ふぃ〜、気持ちよかった。クローディア、耳掃除の腕上がったな?」

「喜んで頂けて幸いです」

「太股も柔らかかったしな♪」

「っ・・・・」

あからさまに照れるクローディア、

女らしいと褒めてもらえる事は彼女にとっては何よりも嬉しいもの・・

隻眼故に自分は世の女性に比べ劣っていると思いこんでいるのだ

しかし、片目を眼帯で塞いでいたとしてもクローディアはかなりの美貌を持っている

無駄のない体つきに美しい黒髪、派手さはないものの清楚な美しさを持つ美女であり

剣の道を歩まず、片目を失わなければおそらくはカムイの富豪などに囲い込まれていたであろう

もっとも・・それが彼女にとって良いことなのかは別なのだが・・

「羨ましいですねぇ・・。私ももうちょっと成長したらなぁ・・」

「キルケは綺麗ですよ」

「クローディアさんも綺麗ですよ。もっとお洒落に気を配られてはどうですか?」

思わぬアミルからの提案、それに彼女は目に見えて慌てだした

「いっ、いえ!私なんて・・その・・おめかしをしても・・。第一剣術使いの女で着飾っても・・」

「そんな事はないぜ?この間のリキニウス国の件で変装した姿からして十二分に可愛いと思うけどなぁ」

以前の任務で周囲に溶け込むために変装をした一同、

その中でクローディアはキルケコーディネイトで華麗に変身を遂げたのだ

・・もっとも、変装自体は意味のある結果にはならなかったのだが・・

「兄上!からかうのはよしてください!」

「からかってなんかいないって。なぁ?キルケ?」

「ええっ♪もちろんですとも!

あっ、そう言えばいつかクローディアさんに着て貰おうと思っていた服があるんですよ!?

良い機会です!今日はそれで過ごしてみましょう!」

「・・っえ?あ・・キルケ・・」

何時の間にそんなもん用意していたのか・・そんな疑問もどこへやら。

突然の提案に冷静沈着であるはずのクローディアが慌てに慌てる

「たまにはいいんじゃないか?一味違ったお前を見せてくれよ」

「あ、兄上がそうおっしゃるならば・・。ですがキルケ、余り・・恥ずかしいのは・・」

「大丈夫ですよ♪さぁ行きましょう!」

そう言いクローディアの手を取り2階へと上がっていくキルケ

その光景をアミルは微笑ましく見守っている

「仲がよろしいですね・・」

「ははは、そうだな。そっちはどうなんだ?」

「えっ、私・・ですか?」

「騒がしいライバルがいるじゃないか?」

クラークにしては珍しいツッコミ、それにアミルも苦笑を浮かべる

「良くしてもらっていますよ。ですが〜、あのお二人のようにはなれないようです・・」

そう言い2階を見上げるアミル、

キルケとクローディアは同じ男を愛し合っているとは思えないほど仲が良い

それに比べてアミルとセシルは仲は悪くはないのだがどうも微妙な空気が流れてしまうところがある

キルケ達のように独占せずに二人で一緒・・っという考えは中々に難しい

「・・まぁな・・。ロカルノの奴も二人纏めて面倒を見ればいいのになぁ」

「それにセシルさんが納得をしていただけるかどうかも不安ですしね」

「・・あいつは捨てられて当然なんじゃねぇの?」

「あは・・はははは」

「まっ、ロカルノの事だ。うまく纏める事には違いないから・・遠慮なく攻めるといいさ。

・・って、恋愛事に疎過ぎな俺が言う事でもないか」

「いえ、ありがとうございます」

マフラーを編む手を休め深く頭を下げる

何気ない一言だがそれはアミルの心に染みこんでいく。

竜と人、結ばれるはずもない組み合わせ・・それでもここにいる者達は結び繋がる事に賛同してくれる

アミルにとってはこれほど嬉しい事はない・・

「ってか、セシルはほんと捨てられた方がいいんだろうけどなぁ」

「・・いあ・・あ・セシルさんも・・何と言いますか・・いい人です・・から・・」

そうとしか説明できないアミルさん、

セシルの良いところを述べるのも一苦労である

そこに・・

 

「あ、兄上・・」

 

ゆっくりと談笑室の扉を開き顔を見せるクローディアの姿が・・

「そう、用意できたかって・・こりゃ・・」

思わず息を呑むクラーク、入ってきたクローディアは深紅のチャイナドレス姿。

深くスリットが入っており、白いストッキングが脚の線を綺麗に見せている

眼帯は取られており前髪で誤魔化しながらももう片方の目は不安そうで落ち着きがない

そして髪には小さな蝶の髪飾りをしている

ドレスは簡素ながらも彼女にはよく似合っており体の線の良さを際立たせている

それはまるで遊女のようであり露出は少ないものの妖艶さと美しさに満ちていた

「お、お前・・こんなに・・綺麗だったっけ?」

「・・・存じません・・」

相当恥ずかしいらしく頻りにスリットを隠そうとしている

流石はキルケのオーダーでありそれはクローディアの女らしさを引き立てていた

「凄い・・綺麗です・・」

アミルも思わずそう漏らしてしまう

「ア、アミルさんまで・・私は・・そんな・・」

「謙遜する必要なんてありませんよ♪すごく綺麗です・・あっ、でもスリットが甘いですねぇ・・

もっと深くしたほうがよかったですか?」

右手で鋏をチョキチョキ鳴らしながらキルケがやってきた、

言っている事は冗談ではない、

彼女にとってみれは見えそうなギリギリのラインもいいが見えてしまっても問題ないのである

何故なら、誘惑するという目的は達成できるのだから・・

「っ!?いい!いいです!これ以上切れ込みを入れたら見えてしまいます!」

「見せるのがいいんじゃないですか〜♪」

「とにかくいいです!わ、私は恥ずかしいのでこれで!」

そう言い逃げるように談笑室を後にするクローディア、周りから褒められた事がよほど恥ずかしかったのか

顔は茹で蛸のように赤くなり・・それでもスリットを手に抑えているのは見事である

「・・あ〜、行っちまった。可愛かったんだけどなぁ」

「大丈夫です♪いつもの服は私の部屋に置いていますからね。ふふふ〜」

ニッコリ笑いながら二人に見せるは部屋の鍵・・

それと同時に・・

 

『キッ、キルケ!服を返してくださいーー!!』

 

2階から普段の彼女とは思えないほど慌てた叫びが聞こえるのであった

 

・・・・・・・

 

「あ〜、結局・・服は返してもらえない・・か」

「はい・・」

「それで、いつの間にか自分の部屋の鍵までキルケに持たれていて自室で替えを用意する事もできない・・か」

「はい・・」

「しかも乾し終わった着替えまでしまい込むとは・・キルケも抜かりがないというかなんというか・・」

「兄上ぇ・・」

 

キルケが苛めるんです・・っと目で訴えるクローディア

結局、キルケの策謀によりその日一日恥ずかしいチャイナ服姿で過ごす事となってしまい

恥ずかしすぎるために2階ベランダで退避、星見用のベンチに座りモジモジしていた

「よしよし、まぁいいじゃないか。気分チェンジって奴だ」

「うぅ・・ですがぁ・・」

これは恥ずかし過ぎます・・っと言いたいようでやたらめったらスリットに手を当てている

「別に外に出るわけないだろう?」

「で、ですが・・こんな格好、人前では・・」

「気にしすぎだ。

アミルもキルケも綺麗だって言っているんだ、それを恥じる必要なんてどこにもないだろう?」

「でも・・」

「もっと自信を持てよ。お前は自分が思っている以上に綺麗なんだぜ?」

「兄上・・、それが持てるなら苦労はしません」

「そういうもんかなぁ・・」

「そういうものです・・」

そう言うと隣に座る兄の肩に頭をつけて甘えてくる

行為自体は半分ヤケに近いのだが触れたら最後、その顔は自然と綻んでしまう

「自分からこうするのも、キルケのおかげだからなぁ」

「──そうです・・ね。昔なら・・こんな事とても・・」

「進歩だな・・」

そう言い体を寄せてくる妹の頭を撫でてやる、

優しい手の感触・・自然と目を細め兄を感じる妹・・だが・・・

 

ヴヴヴヴヴ・・・

 

静まりかえったところで小さく響く音

「・・ん・・?何の音だ?」

「さ、さぁ・・私は・・何も・・」

様子からにあからさまにおかしいクローディア、何より片方しかない目が泳いでいる

「ん〜?」

 

──ヴヴヴヴ・・──

 

確かに聞こえる妙な振動音、それはクローディアの方から・・

「さ、さて・・私はやる事がありますのでこれで失礼しま・・っ!」

急いで立ち上がろうとするもその手をがっちりと掴まれてしまいそのまま硬直してしまう

「クローディア、お前の下半身から聞こえてくるんだけど〜・・何か隠しているか?」

「さぁ、私は・・」

「どれ、改めさせてもらおうか」

「えっ!?」

問答無用にチャイナドレスのスリットをめくる、そこには彼女には似つかわしくない黒革のパンツが・・

良く見ると大切な処が小刻みに震えている

「・・おやおやクローディアさん、これはなんですか?」

「──キルケが・・この方が魅力が出ると・・いい・・」

「なるほどな、道理で着替えたがる訳だ。玩具に攻められ続けながら一日過ごすのは辛いものなぁ・・」

「動きが、小さいので何とか・でも・・ひゃう!」

説明の途中でそこを軽くなぞられ甲高い声を上げる

「こうされると我慢できなくなる・・か?」

「────(コク)」

「ははは・・朝ヤったのにイケナイ子だなぁ・・」

「う・・あ、兄上、すみません・・」

「まっ、いいさ。それで何か用事があるんだろう?」

「・・・えっ?兄上・・?」

「んん?やる事あるならやっておいた方がいいだろう?明日からまた仕事入っているんだし」

「そうではなくて・・あの・・」

しきりにもじもじと足を擦るクローディア、

先ほどまで我慢できていたのだが兄に下着を見られた上に触られてしまったのならば

もう完全にスイッチが入ったようなモノ・・

それは当然兄にも伝わっているのだが

「さて、と。そんじゃ俺は夕食の仕込みをしてくるな♪今日は鍋だぞ〜♪」

嫌な笑みを浮かべそう言いながら妹の頭をポンポン叩きベランダを後にする・・

「あ、兄上!兄上ぇ!」

慌てながら引き留めようとするも兄は止まってくれず・・

しかし初めてな放置プレイにすでに我慢の限界を迎え・・

 

「・・うぁ・・誰も・・見てない・・ですよね・・」

 

ベランダの隅にうずくまりそのしっとりと濡れた股間へと手を伸ばすのであった

 

 

──────

 

そして自由な時間は過ぎ日が暮れていく

今日の夕餉はクラーク特製の塩鍋、たっぷりな野菜と鶏肉を使用し、ダシと塩で味を調えたもの。

調理自体はおおざっぱなものなのだが要点を押さえれば誰でもできる極上の味

作り慣れているクラークがそれをやれば正しく絶品。彼ほどにもなれば塩にまでも拘りを見せる

鍋奉行とまではいかないものの傭兵時期に作り過ぎたのか鍋に対してはとことん拘っているらしい

ともあれ、その日の夕餉は寒くなった時期にはぴったりであり一同も喜んで舌鼓を打つのであった

 

「はふはふはふはふ!ん〜〜〜!美味い!!」

「ミィ〜♪」

 

器用に箸を使いながらも悦に浸るメルフィ&ミィ

メルフィは熱い物でも大丈夫なのかガツガツ食い、

ミィは目が見えないのも何のその、綺麗に箸を使うのだが猫舌らしく頻りにふーふー冷ましている

「美味しいですね。スープが良い味を出しています・・

御出汁と野菜の旨味、それを塩が整えて味わい深いですね」

その隣で舌鼓を打つアミル、竜と言えどもその舌は結構繊細。

粗食に近い食生活を行っていたメルフィとアミルだがここに来てからというものの美食に目覚めてきているようだ

「ほんと、美味しいですね〜♪こればっかりは真似できませんよ♪」

「単純な分誤魔化しはできないからな。

こういうのは調理に時間が掛からないし

材料は手軽に調達できる分
行軍などにはちょうど良い食事だったんだよ」

良い出来に満足なクラークでありキルケもホクホク顔

「そうですね。でも・・これは昔ながらの兄上の味ですよ」

目を細めて懐かしむクローディア

因みにまだチャイナ服姿のまま・・。

もう割り切ろうとしているのだがどうしても顔が赤くなってしまう

・・そして、その股は何も履いておらず・・

何故かはご想像にお任せします

「そうだな〜、味付けはお師さんから教えてもらったものだしな。

クローディアも同じ味は出せるだろう?」

「いえっ、これは兄上の味・・私には真似できませんよ」

「そんなもんかねぇ・・でも、今回は美味くできたな。キルケに塩を頼んだ甲斐があったよ」

一口に塩と言っても様々な種類がある、基本的な調味料だが味を大きく左右させる大切な物

こういう処を拘るのが『通』の証である

「いえいえ♪東国にはない塩もありますからね、気にいってもらえて幸いです♪」

「なるほど、キルケは物知りですね。あ、兄上・・お注ぎします」

そう言いながら徳利を取り兄の杯に注いでやる

「悪いな、・・・ふぅ、葡萄酒もいいけどやっぱ俺は米酒の方が好みだな。そらっ、お前も飲めよ」

「ありがとうございます。・・・・はぁ・・、私も、米酒の方が美味しく感じます」

「そう言うモノなのですか?」

美味しそうに呑むクローディアにキルケは今ひとつ理解できない感じ

彼女もそれなりに呑むのだが、何を基準に美味いのかがまだわからない

「キルケにはまだ早いか♪」

「お酒の味は難しいですからね、最初は呑みやすいか否かで決まるものですよ

ですが・・、このお酒・・『唐変木(トウヘンボク)』という名前には不釣り合いな良いお酒ですね」

台所にはマヌケな文字で唐変木と書かれた一升瓶が置かれている

その意味を知るクローディアは最初は何の瓶なのかわからなかったとか・・

「確か東国からの輸入品だろう?意味なんて二の次で珍しい単語を使っているんだよ。

とりあえずは印象で買わせておいて後は味で勝負・・ってな」

「なるほど・・、考えているのですね」

感心するはアミル、彼女にとってはそんな商法など知ろうはずもなく

人がそうした経済活動を行っている事に素直に驚いている

そしてその隣では同じ竜なのに全く興味がなく鶏肉をはむはむ頬張っているメルフィの姿が・・

さらにその隣では恐る恐る、スープを飲もうとするミィの姿が・・

「味だけでは買って貰えない、商売も大変ですね・・・はぅ・・」

そう言いクローディアはコクコクと注がれた酒を呑む

頬はほんのり染まっておりすでにほろ酔いのご様子

酒も煙草も飲まなく剣に一筋、兄にはもっと一筋な彼女故にそこまで酒には呑み慣れていない

つい最近になって「それをたしなむのも必要」と感じ口にし出した

「おっ、良い呑みっぷりだな。ささ・・もう一杯」

「兄上・・はい、・・・・んぅ・・・んっ・・はぁ、美味しい・・」

酔いが回っているらしく中々良い呑みっぷり、

だが酒はそこまで強くないようで衣装の恥ずかしさで染まっていた頬の朱は酔いの朱へと変わっていた

「クローディアさん、本当に美味しそうに呑みますねぇ・・もしかして『うわばみ』って言うタイプですか?」

「そうでしょうか?これでも・・もうフラフラしていますから・・たしなむ程度だと思います。

あ、兄上・・どうぞ・・」

「おう、すまないな。俺もこれくらいかなぁ・・、キルケにアミル、呑むか?」

「いえっ、私達は後片付けがありますので♪」

「そうですね、今日はお二人が力仕事をしましたので・・どうぞお二人でお愉しみ下さい」

にこやかに笑う二人、

力仕事とは午前中に行った薪割りの事であり

木を切り倒してから手早くそれを薪にし孤児院まで届けてきたのだ

ただただ外でヤるだけで終わらせないところが二人の律儀なところ・・

「悪いな。そんじゃ、もうちょい呑ませてもらおうかな」

「そうですね・・ふぅ・・火照ってきました・・」

ハンナリと朱が乗ったまま微笑むクローディア

今宵の酒は美味いのか、二人はもう少し酒を愉しみその日の夕餉はほのぼのと過ぎていった

 

 

─────

 

そして楽しい夕餉も終了

後片付けはキルケとアミルが仲睦まじく行い

メルフィとミィはそのまま自室でお遊び、

東国の「おはじき」が最近のお気に入りなのだがメルフィは未だに一度もミィに勝てた事がない

心眼を学んだり礼拝のイロハを覚えたり、そして何の遊びでもメルフィに全勝・・

猫耳娘、何気に天才肌である

 

そして、その中でクラークはそのまま一番風呂へと入ることになった

 

 

「ふぃ〜、今日は酒が進んだなぁ・・」

 

 

うわごとでそう言いながら髪を洗うクラーク、

この館の浴場は中々に豪華であり趣味の良い造りとなっている

本来ならば数人で入ろうとも全く問題はないのだがそこは一斉にはいる訳にもいかず・・

時間的にもまだ早く各々が自分の時間を過ごしている訳で
クラークは一番風呂となったのだ

「もうちょい、呑み足りないか」

そう言い髪を洗い一息つく、

その体は細めながらも見事に引き締まっており優男に似合わない筋肉美を誇っている

流石毎日訓練を欠かさないだけの事はあり逞しさに満ちている

そこへ・・

 

「兄上、よろしいでしょうか?」

 

ふらりと浴場の戸を開けて入ってくるクローディア、

すでにすっぽんぽんになりタオルで前を隠している

「クローディア、もういいのか?」

「はい・・酔いも醒めましたので、お背中を・・」

そう言いながらも上機嫌の様子な彼女、実際まだ酔いは抜けてはいないようであり

ややおぼつかない足取りで彼の元へと歩み寄った

「おいおい、いいのか?」

「はい、是非♪」

ニッコリ笑いながらそう言われたらクラークも言い返す事ができず・・

そんな訳でクローディアは兄を座らせてその背を丁寧に洗い出した

「嗚呼・・兄上の背中・・大きいです」

「ははっ、そうか?まぁ体躯は俺よりもロカルノの方がしっかりしているんだけどなぁ」

「私は・・兄上の背中が好きですよ」

そう言いながら丁寧に丁寧に背中を洗う、

兄の背中を見るその眼差しはどこか恍惚としている

「ありがとよ、ふぅ・・気持ちいいな。クローディアに洗われるのは良いもんだ」

「そんな・・あっ、前も・・洗いますね」

そう言い兄の脇から手を伸ばし前へと・・

「うっあ・・おい・・」

無理な姿勢、彼女の手はクラークの股間へと伸びその胸は彼の背中に押しつけられる

「兄上・・ここも、綺麗にしますね」

「クローディア・・酔っているな?」

「まさか・・、あっ、ならばお口で・・」

「い、いや、いいよ。前は自分で洗う・・続きは後でたっぷり・・な?」

「・・はい・・♪」

何もしていないのに惚けた瞳で嬉しそうに頷く

もはやいつもの冷静な彼女はどこにもおらず・・

酔いが回った状態で愛する男を求めるは歳相応の純情なる乙女・・

「・・それよりもさ、お前・・ちょっと大きくなったか?」

「──えっ?身長ですか?・・さほど気にはしませんが・・」

「いあ、こっちこっち」

 

そう言いおもむろにその乳房を揉み出す、雰囲気もへったくれもない

相も変わらず、彼にはムードも遠慮もなかったりする

それが彼らしさでもあるのだが・・

「あ、兄上・・。・・・育ってます?」

「ん〜・・多分。実感はないのか?」

「そう・・ですね。訓練の時などはサラシを巻きますが・・さほど気になってはいないかと・・」

「そうか、ん〜、結構育ったと思うんだけどなぁ・・」

そう言いながらモニュモニュ妹の胸を揉む、

大きさはほどほどながらも形の良い膨らみは手の動きに合わせ形を変え
クローディアは小さく喘ぐ

「そ・・そうでしょうか・・、ですがそれでもセシルさんやアミルさんには負けますよ」

ユトレヒト隊内ではセシルとアミルが胸が大きい

特にアミルなどは清楚な性格に豊満な胸を兼ね備えている分威力(?)は高い

そんな彼女に尽くされているロカルノはさぞかし幸せ者であろう

セシルは言わずもかな、プロポーションとしては完璧とも言え間違いなく完璧な美女

だが、内面に欠陥があるために裏を知る者がその体に性的興奮を覚えるのはまずいない

それでもロカルノはセシルを抱いている・・仮面貴族、悪食喰い?

 

その二人の次にクローディア、キルケの順・・メルフィとミィは除外。

理由はまだそれを使う機会がないから・・

「まぁ大きければ良いってもんじゃない。感度も良くなければな」

「・・それなら・・大丈夫です、こんなに・・兄上を・・感じてますから・・」

濡れた瞳でそう言ってみせる、酔いが回っているのか彼女にしては随分と大胆・・

だが風呂場で交わるほどクラークの理性は揺らいでいない

なんせ一番風呂なのだ、後がつっかえてはいけない・・

ましては突然メルフィなどが入ってこようものならば教育上大変よろしくないのだ

「ならばいいか♪前は俺が洗うから・・今度は俺がお前を洗ってやるよ」

「え・・あ・・はい・・♪」

そう言いクローディアは兄に背を向ける、

白い肌・・細い体の線が女らしさを演出し、そのうなじが男の鼓動を速める

「それじゃ、洗うな・・」

美しくなった妹を改めて感じながらも兄はその肌を優しく洗ってやる

兄に自分の身を清められる事を嬉しく思い、妹はただただ穏やかな幸せに包まれてその身を任せた

 

そして体が洗い終われば湯船に浸かる、

広めのそれは兄妹が入るには十分であり二人は仲良く肩を並べて体を湯に浸けた

「ふぃ〜・・染みこむなぁ・・」

「良い湯加減ですね・・」

髪を洗い、それを束ねてタオルで包んだ状態のクローディア、

また違った印象を与える以上にうなじが見えてクラークを刺激させる

・・東国女性はこの首から肩にかけてのラインは非常に美しい

それはただただ胸などで誘惑するのとは一味違う魅力を持ち東国男性だけでもなくとも男の心を掴ませる

「そうだな、今日も一日おつかれさん・・ってか、夜はこれから・・か?」

「愛して・・くださるのですか?」

「お前が望むなら、幾らでも」

「兄上・・」

照れくさそうに目を細めその体に兄に預ける、二人はそのまま無言のまま体を温めるのであった

 

 

・・・・・・

 

 

風呂が終われば後はのんびりと就寝までの時間を過ごす。

戸締まりはアミルが行い、その間にクローディアは自室に戻っていた

「ここで、ですか・・。ならばお布団をもう一つ用意した方が良いのではないですか?」

白い寝間着姿で正座する・・その相手は・・

「いいですよ♪寒い時期ですけどシーツぐらいで間に合うんじゃないですか?」

ピンクなパジャマ姿のキルケ、そして・・

「そうだな、まぁ・・寒さを忘れるぐらいの事はやるけど・・」

同じく寝間着姿のクラーク、

三人が交わる時はクラークの部屋で行うのが恒例となっているのだが

今日は和室が良いという事でクローディアの部屋で・・

飾り気がない和室、だけどそれが彼女らしい

「わかりました、必要とならば兄上のシーツを持ってきます。で、では・・灯りを消しますね・・」

「おう、まぁ別に明るくてもいいんだけどな♪」

「いやだ、恥ずかしいですよ〜♪」

「わ、私も・・恥ずかしいです・・、あっ、キルケ・・お先に・・どうぞ」

昨日はクローディアが愛してもらった分先をキルケに譲る

独占しないところがこの二人らしさである

「はい、すみませんね・・。後でじっくり愉しみましょう♪」

「・・そうですね・・では・・」

微笑みながら灯りを消す・・

暗闇に包まれた和室の中で、肌が擦れる音と女の甘い息使いのみが響き

三人はその肌を暖め合いながらその日を終わらすのであった

 

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