1000HIT記念!「痛快殺戮活劇『モモたろ〜』」



CAST・・・

モモ・・・フィート=オーキシン(スタンピート!!)

おじいさん・・セイレーズ(最強の夫婦)

おばっ、お姉さん・・ミュン=クレイトス(最強の夫婦)

犬・・アルフォード=マルタ(sword and bow)

鳥・・レイブン(sword and bow)

猿・・スクイード=キャンベル(スタンピート!!)

赤鬼・・タイム=ザン=ピョートル(スタンピート!!)

金鬼・・セシル=ローズ(ユトレヒト隊)

仮面鬼・・ロカルノ(ユトレヒト隊)

ストーリーテラー・・クロムウェル=ハット(スタンピート!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・ええっ、おほん!マイクテスト、マイクテスト・・
えっ、もういいの?

・・・昔々ある人里離れた山奥におじいさんとおばあさんが住んでおりました。
おじいさんの名前はセイレーズ。ダンディリズムな中年だとさ
おばあさんの名前はミュ・・

ドォン!!



〜ストーリーテラー、不慮の事故のため心肺蘇生中につきしばらくお待ち下さい・・・〜


げほっ、はぁはぁ・・、・・綺麗な川が見えた・・
え〜、『お姉さん』の名前はミュン。とっても見目麗しく、この世で5本の指に入る美女です、
はい。気立ても良くてもう最高!!・・・・・・・ふぅ。
まぁそんな1組の夫婦が住んでいました。
ある日おじいさんは山に芝狩りに、
お姉さんは川に洗濯しに行きました。

お姉さんが川で洗濯しているとあらビックリ!上流から大きな桃が流れてきます。
偶然手に持っていたでかい金属の棒で突つきつつお姉さんは桃を手に入れました。
有頂天になりもう洗濯そっちのけ!とっとと家路についたそうな・・
「おじいさん〜♪桃食べる?」
家に帰って早速夫に食べさせようとするお姉さん・・
「何だ・・、その不自然にでかい桃・・・・?」
おじいさんはとても不安そう、確かに桃はドテカボチャ級の大きさをしており
これを食そうと考える奴はそうそういない・・
「川で流れていたの♪もったいないじゃない〜」
「・・・上流で流されたのか・・」
「どうする?食べる?」
「川で流れていたのなら衛生的によくない。火を通したほうがいいな・・」
そのおじいさんの言葉に桃が大きく揺れる!
「そうね、熱湯通したらトマトみたいに綺麗に皮が剥けるかしら〜?」
「試してみればいいだろ?失敗してもどうせ拾いものだ・・」
「じゃあお湯焚くね!」
本気で桃を煮ろうとする夫婦・・!
桃はさらに激しく揺れる、まるで逃げたいようだ・・
その時、夫婦の家に突風が吹き桃を真っ二つに割った!
なんと中には男の子が!!
紫の髪をしており、なんだか小柄だが何かに怯えつつ周囲を見ている・・
「わぁ!桃の中に赤ん坊が入っていたわよ!」
「ふむっ、奇想天外・・っというやつか。」
「どうする?」
「・・とりあえずは育ててみよう。役に立たなければお前の銃の的にすればいい・・」
恐ろしいことを言いつつ、夫婦はこの子を育てることにした・・・

数年後・・
その子供はすくすく育っていった。最初は「フィート」と名づけていたが
年を重ねるごとに女のこにいたずらするようになり『ピンクなことばっかり考えている』っということから「モモ」と改名された。
因みに近くの村でモモの被害にあった少女は5,6人・・
お嫁にいけない身体にされてしまったそうな・・・
そうするたびモモはお姉さんの金属棒で殴られている・・
・・・そんなことをしているから少年の性格が歪むんじゃ・・・
・・・・・まっ、まぁそれは置いといてモモも年頃の男性となり
一念発起!親への恩返しという事で村人を困らせている「鬼」を退治しようと
旅に出ることを決意する。

「モモ〜♪鬼に食われに行くんですって?」
「・・退治ですよ、お姉さん」
「・・本気か?」
「ええっ、いつも世話になっているお礼です」
「そうか・・、まっ気をつけろ」
シレッとしておじいさんが別れを言う
「そうそう、道中何かあった時のために魔石を持っていきなさい♪
3つあるけど一個は自決用にすればいいわ♪」
「・・心遣い感謝します、お姉さん・・・」
こうしてピンク少年モモは鬼退治に出ることになった・・・

道中歩いていると前方に猿男が・・
「全く・・、なんで僕が・・」
猿がなんでしゃべっているかはこのお話が「おとぎ話だから!」だ!
気にしなさんな。夢は大きく持とうぜ・・
「おいっ、そこの猿、鬼退治に手伝ってよ?」
堂々と桃色少年モモが言う
「・・なんでそんなに偉そうなんだよ・・?」
「・・・・『狂風』♪」
口答えする猿にモモは魔法を詠唱、風の弾が猿の目の前を通り去る・・
「これ以上口答えすると脳天撃ちぬくよ〜」
爽やかな笑顔でモモ・・
「・・お供します・・・」
「よろしくね!猿!!」
何事もなかったように咲きを進むモモ・・、猿は何か怯えている・・

さらに道中を歩くと犬の格好をした青年と烏みたいな羽をもつ女性が一緒にいました・・
「・・茶番ですね・・」
鳥女は不機嫌そのモノ・・
「まぁまぁ。記念なんだし・・」
しきりになだめている犬男。
「そこの2匹、この魔石の餌食になりたくなかったら僕の手伝いをしろ!」
おもむろに、おばあ(カチャ・・)・・お姉さんから貰った魔石を取り出し脅すモモ・・
「強引な人だね・・」
「でもあの魔石、破壊されたらかなり広範囲で爆発が起こりますよ」
「・・素直に言う事聞いた方が身の為か・・」
なにやらこそこそ相談する2匹・・
やがて両手を上げて
「わかった、協力するからそれを投げないでくれ・・」
「・・致しかたないですね・・」
諦めモードで犬と鳥が仲間に加わりました♪

犬、鳥、猿を引き連れたモモ一行は
鬼がいる孤島に到着しました
「ぜ〜ぜ〜!!風操れるなら風力で船を動かせよ!」
猿が愚痴ってます。どうやら人力(?)で漕いできたようだね・・
「だってそんなことしたら僕が疲れるじゃないか・・?」
主人公らしからぬ発言のモモ・・、育ての親があれなので
こうなったのはご愛敬・・
そうこうしているうちに鬼が登場!
虎ガラのパンツ&ブラ姿でいかにも語尾に「〜だっちゃ」といいそうな
赤鬼が1人♪
「・・そんなこと死んでも言わんぞ・・」
・・赤髪の鬼がこっちを睨んでます・・、お〜こわっ・・
「とにかく・・、猿!死んでこい!」
「ええっ、引き続き僕が!?」
「・・・・・文句が・・?」
おもむろに印を切り出すモモ・・
「・・ないっす♪」
愛想よく赤鬼の前にでる猿
「やいやい!この卑しい赤鬼め!僕が懲らしめてやる!」
意気揚々と叫ぶ猿・・
「そうか・・、君は普段から私をそういう目で見ていたんだな・・」
「・・えっ!?いやっ・・、これは芝居・・」
「それもそうだな・・、きつい事ばかり言っているから赤鬼と呼ばれても仕方あるまい・・」
そういうと両手で顔を隠し泣き出す赤鬼・・
「いやっ!そうじゃないんです!そうじゃ・・(ガン♪)ぐぇ・・」
無防備に近寄ってきた猿に赤鬼は金棒で一撃!
「甘いな、所詮は猿か・・」
なんと赤鬼は嘘泣きでした・・
「・・・酷い・・・、ゲフッ♪」

猿・・死亡

「役に立たない奴だな・・。全く」
不甲斐ない猿にモモもご立腹。
「よし、鳥!いけっ!」
「言い忘れましたが私は霊体みたいなものなので攻撃はできませんよ?」
「・・・・マジ?」
「マジです」
「じゃあ、つれてきた意味は・・?」
「全くないですね」
あっさり断言・・。
「犬!行け〜!」
早くも半数の戦力が使い物にならなくなり頭が痛くなったモモ
「やっぱり僕か・・・」
ぼやきつつ前にでる犬男・・

「女性相手は苦手なんだけどな・・・」
「そう言っていると死ぬことになるぞ?」
お互い軽くそう言うと戦闘開始!
素早い動きでお互い対等に渡りやっている・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・

しばらくしても互角、見ていてつまんなくなる・・
「いい加減決めろよ・・」
モモも退屈気味・・
「じゃあ援護したらどうです?」
血も涙もない鳥が悪魔の囁き・・
「それいいね♪よしっ、犬、援護するよ!」
そう言うと懐の魔石を投げるモモ
「それは・・・!」
鳥の静止も間に合わず目の前で大爆発!
・・・・・・・
「僕って・・、一体・・・・ガクッ・・」
「卑怯な・・・・・」
爆発の後、仲良く二人は倒れてました・・

赤鬼・・死亡
犬・・死亡

「・・・さあ、次の鬼を懲らしめるぞ〜♪」
何事もなかったように先を進むモモ・・
鳥も恐る恐るその後についていきました・

島の中央。
何故か仮面を被っているニヒルな鬼と
金髪が特徴の鬼がいました。
「さっきの爆発は君の仕業か?」
「そうだ、鬼どもめ!成敗するぞ!」
・・一連の行動からこいつのほうが鬼に思えるのだが・・
「笑止・・、だな。行けっ!金色夜叉!」
「誰が金色夜叉やねん!金鬼よ!!」
内輪もめしつつ金色の鬼が前に出てくる。
「よく見ると可愛い男の子ね〜、食べちゃいたい♪」
よだれをたらして喜ぶ金鬼・・・・・
「・・・・なんだ、鬼じゃなくて痴女か」
さりげなく暴言。
その一言に金鬼プッツン!
「このガキ!誰が痴女じゃあぁぁぁぁぁ!!」
猛烈に特攻する。モモはその場に魔石を置きすかさず空中へ飛んだ
「スィートゥ、ドリィーム♪」
そう言うとともに大爆発!
我を忘れて突っ込んできた金髪痴女はもろ爆発に巻きこまれました・・

「そんな・・、私って・・ちょいや・・く・・。ガクッ♪」

金鬼・・死亡

「ほぅ、こいつを殺るとはなかなかのもんだな・・」
金鬼が死んでいるのに冷静な仮面鬼・・
「次はお前だ!ほれ!」
先手必勝の如く最後の魔石を投げる。
「甘い!」
棍棒で軽くはじき魔石はモモの足元に・・
「げっ!?うわぁ!!」
その場で大爆発!!!
「道具に頼るからそういう目にあうんだよ・・」
勝ち誇る仮面鬼・・
「ふぅん、勉強になったよ・・」
「何っ!?」
煙の中からモモが出てくる、無傷のようだ・・
「・・何をやった?」
「風の防御壁さ。数秒だけど爆発を防いでくれる・・」
「・・面白い、かかって来い!」
棍棒をかまえる仮面鬼
「ふふっ、戦う前から勝敗は決まっているよ・・」
「・・何だと・・?」
「なぜなら僕は主役!君は殺られ役だからだぁぁぁぁ!!」
「・・ちっ!」
力説するモモに思わず後ずさり・・
「いくぞ!『超錬金タ・ツ・マ・キーーーーー』!!」
訳のわからない叫ぶ声をあげつつ赤い竜巻を放つモモ・・
竜巻は仮面鬼を取り巻き、身動きがとれないようにする・・
「これは・・!?」
「『超錬金スピーーーーーーーン!』!!」
風をまといながらドリルと化したモモが仮面鬼に特攻をかける・・
ってどの辺りが「超錬金」なんだ・・・?
ドスッ!!
「むぐぅぅぅぅぅ!!」
モモの特攻をもろに受けその場に倒れる仮面鬼・・

「ぐっ・・、ふっ・・。理不尽な・・・事・・だ・・・・」

仮面鬼・・死亡


「理不尽?主役が勝つ!これお約束!!」
倒れる仮面鬼に無慈悲な発言・・
「さぁ、これで鬼はいなくなったか!鳥!上空から金目も物を探せ!
一つ残らず頂こう!!」
「・・・・あなたが鬼ですね・・」
そういいつつ上空に飛び立つ鳥・・
モモは孤島の財産をひとつ残らず奪っていきました・・♪

こうしてモモは財産とともにおじいさん、お姉さんの待つ家に帰ったのですが・・
すでに家では死んだと思ってモモの葬儀が終わっており、
夫婦は便宜上の事を思いモモをそのまま追放したとさ・・
めでたしめでたし♪







・・・舞台裏・・・・

ク:は〜い、お疲れ〜。おっけいだよ〜

ア:・・なんてハードな・・

レ:みんな重傷ものですね。ストーリーテラーまでも怪我する作品とは・・

ク:ほんとほんと、台本通り読んだだけで狙撃されるとは思わなかったぜ・・

ミ:レディに対して失礼な発言は許さないのよ〜♪

ク:・・とほほ・・、おおっ、隅でスクイード君が泣いている・・

ス:・・・うっ・・うっ・・、タイムさん酷いです・・・

ク:・・タイムがだまし討ちなんかするから・・

タ:すまん、スクイード君。君を試していたんだ

ス:試す・・?

タ:例え茶番でも役割を果たせるかどうか・・。結果として君を傷つけてしまった・・

ス:・・そうだったのですか!いえっ、いいんです!そういうことなら!!

タ:わかってくれたか・・・・(・・・ニヤリ)

ク:(・・スクイード君はほんとのタイムを知らない・・)

セシ:それはそうとして何で私がちょい役なのよ!?出てきてすぐ死んじゃったじゃない!!

ロ:お前が暴れるとシナリオが潰れるからだろ・・・

セイ:痴女発言で存在感十分あるんだからいいだろう・・

セシ:ぶー

ロ:落ちつけよ、それよりも今回はCASTでキャラのフルネームが初登場の奴がいるな・・

ク:フィートとタイム・・かな?俺が視点の作品での登場だから中々フルネームで
  言う機会が中々ないよな・・

タ:お前にフルネームで言われるのもな・・

フ:そうですね〜・・

ク:なんだよ・・、みんなして・・(グスッ)

ミ:でもこの話、だいぶ変わっているわね〜。桃から人が出てくるなんて・・・
  
セイ:東の国の童話だそうだ。あそこは独特な文化があるそうだからな。
   他にも竹から生まれた少女の話もあるらしい

ミ:・・・・植物人間?

ク:意味が違う!意味が!!

レ:そんなことより・・・私、今回本体で登場してますけど、このサイトだけしか見てない人だと
  混乱しますよ?

ア:そうだね、レイブンは二作目まで女性かどうかもよくわかんないわけだし・・

セシ:まぁ多少のネタバレはご愛敬〜♪知ってる人は知ってるわよ!

ク:いい加減だな、おい・・

ミ:いいんじゃない?登場人物全部知っている人がいれば凄いことだし♪

ア:その人には特に感謝感謝だね

タ:まっ、こんな茶番劇を見てくれただけでも感謝感謝だ・・

セイ:全くだ。・・・やれやれ・・・・

・・・・Thank you for your reading・・・・♪

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